「公共交通は避けたい、でもマイカーは不要」多数 新型コロナでもクルマ離れ加速か

「クルマ離れ」むしろ加速か

 クルマに対するイメージを「特に意味なし」「単なる移動手段」と回答している無関心層は、前回調査より5.8ポイント上昇し、66.4%を占めたといいます。公共交通を回避する意識から自動車保有の上昇が予想されていたそうですが、今回の調査結果では、消費者の意識面からはマイカー回帰へのポジティブな傾向は見られない、としています。

 それは、マイカーの保有意向調査の結果にも表れています。現在の保有者の継続保有意向は8割近くを占める一方で、いまクルマを持たず、「将来も保有しない」と回答した人の割合は、前回の56.3%から67.0%に増加し、クルマ離れが加速する傾向が見られるといいます。特に若年層と都市部においてその比率が高く、経済的な背景を非保有の理由とする声が多いといい、新型コロナによる景気減速の影響がうかがえるそうです。

 デロイト トーマツ グループは今回の調査結果について、「『公共機関は避けたい、でも自家用車は持ちたくない』という解決策なき回答が散見されました」としています。一方で、自転車やクルマのシェアリングサービスなどについては、認知度、使い勝手、衛生面などで消費者を満足させるレベルに至っておらず、利用意向は限定的とのこと。「自動車・モビリティ業界におかれては、このような消費者の思考の変化を適時適切に捉え、消費者にとっての解決策を導出するための戦略の見直しが必要ではないでしょうか」としています。

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