空自が導入予定の新型機 KC-46A空中給油・輸送機とは? いまだ地元から最終同意得られず

航空自衛隊が新たに導入する空中給油・輸送機KC-46Aは、鳥取県にある美保基地に配備される計画です。しかし、配備が目前に迫っているにもかかわらず地元自治体から最終合意を得られていません。

既存のKC-767とソックリのKC-46A でも性能は大違い

 航空自衛隊は2020年現在、ボーイング767-200旅客機がベースのKC-767空中給油・輸送機を4機運用しています。同機は2010(平成22)年度から本格的に運用されていますが、空中給油機としてだけでなく、航空自衛隊が保有する最大の輸送機として海外派遣任務などにも多用されるようになったことから追加調達が検討され、2015(平成27)年度に選定されたのがKC-46Aでした。

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F-15J戦闘機に空中給油を行う航空自衛隊のKC-767(画像:航空自衛隊)。

 KC-46Aは、KC-767と同じくボーイング767-200旅客機がベースですが、主翼や降着装置などは大型のカーゴタイプである767-300Fのものを流用しているため、全長や全幅(翼幅)などがKC-767よりも大きくなっています。なお、この大型化により燃料搭載量もKC-767の72.877tから96.297tへと増加しています。

 またジェットエンジンも、KC-767が搭載するGE(ゼネラル・エレクトリック)製ターボファンエンジンよりも強力な、プラット・アンド・ホイットニー製ターボファンエンジンに換装されています。

 ほかにも、KC-767の給油装置は機体後方下部にあるフライング・ブーム式ひとつしかありませんでしたが、KC-46Aは主翼下に左右ひとつずつ、ブローブ・アンド・ドローグ式を装備するため、給油装置の数が異なるのも特徴です。

【了】

【写真】愛知県でタッチアンドゴーを行うKC-767空中給油・輸送機

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コメント

1件のコメント

  1. 「KC-46Aは、KC-767と同じくボーイング767-200旅客機がベースですが、主翼や降着装置などは大型のカーゴタイプである767-300Fのものを流用しているため、全長や全幅(翼幅)などがKC-767よりも大きくなっています。」

    「この大型化により燃料搭載量もKC-767の72.877tから96.297tへと増加しています。」

    ボーイングや米空軍や空自の公式ページ見ると、KC46、KC767、767-200/300の全幅はどれも156 ft 1 in / 47.57 mなのですが、「KC46の翼幅はKC767より大きくなっている」というのは一体どこの話なんですか。

    翼内燃料も767-200ERと300ERFのどちらも同じ91.38㎥/73.36tで、KC46の搭載燃料の増加は下部貨物室を潰して燃料タンクを追加したことによるもののはずですが、「-300Fの主翼を流用したことにより燃料搭載量も増加した」というのは一体どこの話なんですかね。

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