吉川和篤(軍事ライター/イラストレーター)の記事一覧
Writer: 吉川和篤(軍事ライター/イラストレーター)
1964年、香川県生まれ。イタリアやドイツ、日本の兵器や戦史研究を行い、軍事雑誌や模型雑誌で連載を行う。イラストも描き、自著の表紙や挿絵も製作。著書に「九七式中戦車写真集~チハから新砲塔チハまで~」「第二次大戦のイタリア軍装写真集 」など。
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ジャングルから里帰りした「飛燕」なんとパイロット判明! 知られざる“エース”と新戦闘機ミュージアムとの「奇跡の縁」
岡山県の浅口市にこのたび三式戦闘機「飛燕」のミュージアムが開館しました。ここではジャングルから引き上げてきた実機とピカピカの原寸大模型が展示されていますが、なんと前者については、文字通りの “里帰り” だと判明しました。
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現存唯一の最強戦闘機「疾風」“ウワサ話”はガセだった! 文化財としての状態調査に密着 “新発見”も続々!?
鹿児島県で保存される旧陸軍戦闘機「疾風」の状態調査が行われ、新たな発見や良好な保存状態が再確認されました。こうした保存の取り組みは、南九州市の指定文化財への活動に繋がっています。
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銀ピカ三式戦闘機「飛燕」ついに完成! 奇跡の里帰り機 “原寸大模型” なぜ製作? 今後の予定も
茨城県で三式戦闘機「飛燕」の原寸大模型の完成お披露目が行われました。現地へ足を運び、関係者らに製作の経緯を聞いたところ、新たに開設される史料館で実機とともに展示されることが判明しました。
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現存唯一!? 激レア「2シーター零戦」ついに再公開 正式ではない “現地改造型” 一体どう誕生したのか
先日、茨城県にオープンした乗りもののテーマパーク「ユメノバ」。ここには国立科学博物館が所蔵する航空機をまとめて展示した博物館もあります。そのうちの1機は、かつて上野の科博本館で展示された零戦、しかも激レアな複座型でした。
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まるで走るバスタブ! 80年前の「泳ぐフォルクスワーゲン」完全レストア車が日本になぜ? ある企業の「資料」に
大阪の造形メーカー、海洋堂には実物のドイツ軍用車両が保管されています。いくつかあるなかで、目についたのがバスタブのようなユニークな形状をしたクルマです。実はこれ、日本に数えるほどしかない激レア車でした。
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空自入間基地の「一番古い保存機」とは? “殿”と成し遂げた「日本の空の原点」その後
航空自衛隊の入間基地にはなんと、110年以上前に日本の空を飛んだ飛行機が保存・展示されています。ここに至るまで、昭和史の大波に翻弄された数奇な運命を辿っていました。
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『ゴジラ-1.0』の重要ロケ地「国内最大級の戦争遺構」とは? “滑走路のない航空基地”で奇跡的に残る“鳩ぽっぽ” 跡
国内最大級の戦争遺構である茨城県の鹿島海軍航空隊跡が、2023年7月より週末限定で一般公開されるようになりました。かつて水上機の訓練基地であったこの場所を訪れてみたら、敷地の中に飛行シミュレーター装置の跡を見つけました。
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「戦艦の砲塔こんなデカいのか…」現存唯一「陸奥」の砲塔内を実見! なぜ破壊されずに残った?
広島県の江田島市にある海上自衛隊の学校には、戦前に降ろされた戦艦「陸奥」の砲塔と主砲が教育用として今も残されています。今回、特別な許可を得てこの砲塔の内部に入り、自衛隊員案内のもと取材してきました。
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北関東に「震電」あるって!?『ゴジラ-1.0』で使われた幻の戦闘機 機体のある福岡とは別の“聖地”とは
映画『ゴジラ-1.0』がロングラン上映を続けています。劇中に登場しインパクトが大きかった戦闘機「震電」の原寸模型が福岡県の平和記念館に展示されて話題になっていますが、実は茨城県にも撮影で使われた「震電」が存在します。
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大阪の有名企業に「巨大な高射砲」なぜ!? 日本唯一のお宝 それは専務の夢であり「資料です」
大阪府にあるフィギュアや食玩などで知られる造形メーカーの海洋堂。ミリタリー模型なども数多く手掛けていますが、同社の倉庫にはなんと第2次大戦で使用された巨大な高射砲が眠っています。現地へ行き、取材してきました。