吉川和篤(軍事ライター/イラストレーター)の記事一覧
Writer: 吉川和篤(軍事ライター/イラストレーター)
1964年、香川県生まれ。イタリアやドイツ、日本の兵器や戦史研究を行い、軍事雑誌や模型雑誌で連載を行う。イラストも描き、自著の表紙や挿絵も製作。著書に「あなたの知らないイタリア軍」「日本の英国戦車写真集」など。
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古い卒業写真から奇跡の発見 巨大“木造掩体壕” 田んぼに点在する異様な構造物のナゾ
高知空港近くの田園地帯に、掩体壕(えんたいごう)が点在しています。これは戦後77年を経過しても今なお残る戦争中の遺物です。どうしてこの地に造られたのか、それとともに新たに写真で確認された木造格納庫についても見てみます。
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民家で見つかった大きなプロペラ→日本製「幻の巨大機」だった! ジブリ映画にも登場90年前の姿とは
岐阜市の民家にあった大きな木製プロペラ、実はドイツの巨大旅客機をベースに戦前の日本で改修設計しライセンス製造された大型爆撃機に使われたものでした。しかも、ドイツ製の原型機は、スタジオジブリのアニメ映画にも登場しています。
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実物デカッ! 鹿屋に残る旧海軍「二式大艇」は何がすごかったのか レガシーは海自US-2へ
戦前戦中の日本航空技術の集大成ともいえる二式飛行艇が、世界で唯一、鹿児島に保存されています。現代のUS-2救難飛行艇にも活かされている二式飛行艇の技術力について見てみます。
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山あいの旧海軍「地下ひみつ基地」 特攻の赤とんぼ練習機 忘却の“最高機密”を甦らせた!
太平洋戦争の開戦前から終戦まで、日本海軍の飛行訓練機であった複葉機の九三式中間練習機、通称「赤とんぼ」。この橙(だいだい)色の練習機の原寸模型の展示が、熊本県の山中にある“ひみつ基地”で始まっています。
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最強戦闘機ながら最後は特攻機にも「疾風」現存唯一機の“ウワサ”吹き飛ぶ 保存状態ヨシ!
太平洋戦争後半に旧陸軍が使用した四式戦闘機「疾風」。3000機以上造られた同機も、現在残る機体は鹿児島県で展示されるただ1機だけだそう。それだけのレア機、今年3月に調査報告書が出て、良好な保存状態であることが確認されました。
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イタリアのミニミニ戦車「L6」の華麗なる“転生” 狭い/弱い/古い ダメ戦車も使いよう?
第2次大戦で戦車開発に出遅れたイタリア。機動性に優れた快速戦車として造られた2人乗りの軽戦車も、火力や防御力不足から、あっというまに陳腐化の運命へ。ただ、脚の速さを活かして自走砲になったことで大戦終結まで使われました。
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ザ・魔改造! 農業用トラクター転用からのイタリア「大砲牽引車」の系譜 旧日本軍も試験
かつて大砲は人力や馬で戦場に運ばれました。自動車が発明されると、車輪がついて馬力のある大砲用の牽引車両、ガントラクターが現れます。その発展のなかで、農業トラクターからの変身も見られました。
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見事復元「九七艦攻」に描かれた機番の意味 兵庫「鶉野」と北条鉄道が伝える戦争の記憶
兵庫県加西市で太平洋戦争の初期に活躍した九七式艦上攻撃機の原寸大模型が事前公開されました。その場所にはかつて旧海軍の飛行場があり、飛行機以外にもさまざまな戦争にまつわるハナシが点在していました。
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兵庫の平野に蘇った「九七式艦上攻撃機」空母関係ない場所になぜ?「紫電改」に次ぎ登場
太平洋戦争で多用された旧日本海軍の九七式艦上攻撃機。この80年前に空母に搭載されていた艦載機の原寸模型が、先日、兵庫県加西市の地域活性化施設で事前公開されました。なぜ、今この地で復元展示されたのかひも解きます。
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「アメリカ半端ねぇ」東京湾のB-29残骸に見る隠れた先進性 いかに技術のカタマリだったか
戦時中に墜落して東京湾で発見されたアメリカのB-29爆撃機の主脚とタイヤ。詳細を見ると75年以上前に作られたとは思えないテクノロジーが垣間見えました。そこには当時の日本では追いつけなかった先進技術も盛り込まれていました。