和田 稔(鉄道ライター)の記事一覧
Writer: 和田 稔(鉄道ライター)
幼少期、祖父に連れられJR越後線を眺める日々を過ごし鉄道好きに。会社員を経て、現在はフリーの鉄道ライターとして活動中。 鉄道誌『J train』(イカロス出版)などに寄稿、機関車・貨物列車を主軸としつつ、信号設備や配線、運行形態などの意味合いも探究する。多数の本とNゲージで部屋が埋め尽くされている。
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東海道・山陽新幹線の「仕事席」倍近く値上げへ! それでも利用価値はあるのか?「グリーン車でいいじゃん」とはならなさそうなワケ
東海道・山陽新幹線のビジネス向け座席「S WorkPシート」が、2025年5月から値上がりします。通常の指定席より広いスペースとプライベート感がウリですが、グリーン車と何が違うのでしょうか。設備や値段を比較します。
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「川の土砂を鉄道で運べないか?」運休続く大井川鐵道の苦境 止まらぬ“出血”抑えるウルトラCはあるのか!?
静岡県内で大井川鐡道の講演会が開催。鳥塚 亮社長が登壇し、被災した大鐵の現状を語るとともに、パネルディスカッションでは興味深い問答も多く飛び交いました。
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「元西武電車の楽園」がいよいよ見納め? 車両置き換えで“JR東海っぽく”なっていくローカル私鉄 でも“東武”もいる!?
三岐鉄道の三岐線に元JR東海の5000系電車が登場し、2025年春から大きな変化が見込まれています。単なるローカル私鉄のイメージだけでは終わらない、三岐線の“今”ならではの魅力と楽しみ方とは。
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「新京成」消滅で何が変わる? “ピンク”なくなるの?「京成松戸線」誕生直前の“二度とない”レア光景を見てきた
2025年4月1日、新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併され、新京成線は京成松戸線に変わります。とはいえ実際には何が変わるのか。3月下旬、特徴的だった新京成ピンクの見納めも兼ねて現地へ行ってみました。
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JR東海の“乗り放題きっぷ”はコスパ抜群? 「乗り鉄☆たびきっぷ」のスゴイ威力 簡単に元が取れちゃう!?
JR東海が企画乗車券「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」をリニューアルします。様々な使い方がありますが、どういった使い方だと「元」が取れるのか、改めて考えてみます。
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「無料が終了」中央線グリーン車、たしかに空いてる… 実は身近にいた“強力なライバル”とは 東京駅で観察してみた
JR中央線快速電車で、2階建てグリーン車のサービスが始まりました。中央線は本数の多い路線ですが、電車が慌ただしく折り返す東京駅では“職人ワザ”が展開されています。ただ、同サービスには“強力なライバル”もいました。
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運賃表に“金額空欄”のナゾ駅発見 東武のお膝元で東京メトロが管理する「押上駅」4番線に見る“境界らしさ”
東京メトロ半蔵門線と東武スカイツリーライン(伊勢崎線)が乗り入れる押上駅は、両社の境界駅でもあります。1番線と4番線にはそれを示す標示が。また、券売機の運賃表は、わけあって値段が空欄の駅が存在するなど、ユニークな見どころが複数存在します。
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空港の主張が強い! 京成仕様の押上駅で都営が“ささやか主張” 幻のメロディも聞けるかも?
京成押上線と都営浅草線が乗り入れる押上駅は、両社の境界駅でもあります。東京屈指の観光地の最寄り駅だけあって、成田・羽田両空港の案内が存在感を発揮。また、駅名標や発車案内などは京成仕様ですが、ささやかながら「都営っぽさ」もあるなど、よく見るとユニークな光景が広がっています。
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電車1本で案内カオス!? 鉄道3社が集まる「西船橋」は6番線がおもしろい! 直通境界駅だけのちょっと変わった光景とは
JR東日本・東京メトロ・東葉高速鉄道が乗り入れる西船橋駅は、各社の直通運転の境界駅です。路線と発着番線が複雑なため、看板の表記や案内もこの駅でしか見られない、ユニークで複雑なものになっています。