宮下洋一(鉄道ライター、模型作家)の記事一覧
Writer: 宮下洋一(鉄道ライター、模型作家)
1961年大阪生まれ。幼少より鉄道に興味を持つ。家具メーカー勤務を経て現在はフリー作家。在職中より鉄道趣味誌で模型作品や鉄道施設・車輌に関する記事や著作を発表。ネコパブリッシングより国鉄・私鉄の車輌ガイド各種や『昭和の鉄道施設』・心象鉄道模型の世界をまとめた『地鉄電車慕情』など著作多数。現在も連載記事を執筆中。鉄道を取り巻く世界全体に興味を持つ。
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【鉄道のある風景今昔】保有車両は7両だけ 庄内交通湯野浜線 終点はひなびた「理想の駅舎」
プレミアム
かつて鶴岡から日本海側の湯野浜温泉に向けて、小さな電車が走っていました。私は廃線の12年後に現地へ赴きましたが、痕跡はほぼなく、唯一見つけられた保存車両も、再訪時には朽ち果てていました。今回は庄内交通湯野浜線のご紹介です。
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【鉄道のある風景今昔】数多くの不思議に包まれた越後交通長岡線
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かつて新潟県長岡市を縦断していた越後交通長岡線。同線は旅客輸送も行っていましたが、モータリゼーションの進展で路線の部分廃止とともに貨物輸送専門となり、その後に全線廃止となりました。この越後交通長岡線、いろいろと不思議があります。
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【鉄道のある風景今昔】全車が静かに余生を送る上田交通の「丸窓電車」 第1回エバーグリーン賞受賞車両
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上田交通(現・上田電鉄)で750Vから1500Vへの架線電圧の昇圧により引退した「丸窓電車」ことモハ5250形。いまでも3両すべてが保存され、模型化されるほどの人気がある電車です。今回は「丸窓電車」の現役時代と引退後の姿をご覧いただきます。
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【鉄道のある風景今昔】一期一会に終わった三井鉱山三池専用鉄道の通勤列車
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九州では廃線となった路線が数多くありますが、そのなかでも石炭輸送を目的とした三池鉄道は特徴あるものでした。それは旅客輸送で使われた客車。車体はまさに電車そのものだったのです。
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【鉄道のある風景今昔】まるでタイムカプセルのようだった鹿児島交通加世田駅
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1984年3月に全線廃止となった鹿児島交通の鉄道線である枕崎線。かつては本州最南端の私鉄でもあり、伊集院駅から鹿児島本線の西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)まで1日3往復も乗り入れを行っていました。廃止の1年前に訪れた加世田駅、その光景は異様なものでした。
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【鉄道のある風景今昔】気動車だけでなく「ブルートレイン」も走った同和鉱業片上鉄道
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かつて岡山県に同和鉱業片上鉄道という地方鉄道が存在していました。貨物列車の運行を主としながらも旅客輸送も行われ、気動車のみならず「ブルートレイン」とも呼ばれた客車列車も運行していました。今回は同鉄道の今昔をご覧いただきます。
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【鉄道のある風景今昔】一期一会だった北陸鉄道小松線
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2023年度末開業予定の北陸新幹線金沢~敦賀間。途中の小松駅でも新幹線の駅が建設されています。かつては、この小松駅から東に向かって「北鉄電車」こと北陸鉄道の小松線が伸びていました。
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【鉄道のある風景今昔】北海道最後の地方鉄道となった三菱大夕張鉄道
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北海道最後の地方鉄道として有名な三菱石炭鉱業大夕張鉄道線。貨物輸送だけでなく最後まで旅客営業も行なっていて、気動車を導入することなく客車列車が運転されていました。
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【鉄道のある風景今昔】蒲原鉄道閑散区間をゆく 想い出の駅はいま
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新潟県の五泉駅から村松駅を経由し、加茂駅までを結んだ蒲原鉄道。五泉~村松間は乗客が多かったものの、村松~加茂間は閑散としていました。その村松~加茂間は何度か訪れましたが、廃線後にも訪れる機会がありました。