成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)の記事一覧
Writer: 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
1972年兵庫県生まれ。早大商卒。楽天バスサービス取締役などを経て2011年、高速バスマーケティング研究所設立。全国のバス会社にコンサルティングを実施。国土交通省「バス事業のあり方検討会」委員など歴任。新聞、テレビなどでコメント多数。
-
高速バス 新型コロナで需要減退 いまできることは何か 業界・乗務員のいまと今後
新型コロナウイルスの影響で、高速バスは運休や減便が相次ぎ、乗客数も大幅に落ち込んでいます。この影響は、早くも2020年1月から始まりました。バス業界はいまどのような状況に置かれ、また、この難局をどう乗りきるのでしょうか。
-
異性が隣に来る/来ない 高速バスの座席指定 どう決まるのか? 男女でエリア分けも
高速バスでは、どう座席が割り振られるのでしょうか。通路を挟んだ隣の席が異性ということもあれば、車両の前方と後方で男女のエリアがきれいに分かれているケースも。対応の違いには、各事業者の座席管理システムが関係しています。
-
今後の高速バス すいてる便ほど安くなるかも 導入進むか ダイナミック・プライシング
高速バスで、便ごとの需要に応じて運賃を柔軟かつリアルタイムに変更していく「ダイナミック・プライシング」が本格化しそうです。利用者にとって「すいている安い便」をより選びやすくするための取り組みも進んでいます。
-
バスタは成功? それとも… 高速バスターミナル新設 全国へ広がるが… その課題と懸念
全国の主要駅などで「バスタ新宿」のような高速バスターミナルの新設計画が相次ぎ、国もそれを後押ししています。しかし、新設ターミナルのなかには、利用者や事業者にとって「使い勝手が悪い」例も存在するなど、課題も山積しています。
-
高速バス業界のジレンマ 多い若年利用者 高いコンビニ決済割合 柔軟な予約実現の壁に
高速バス予約の決済方法は様々ですが、利用者にとって今後有利になると目されているのがクレジットカード決済です。旧来のコンビニ決済や、乗車当日の現金払いは、そのデメリットが顕在化しています。何がどう変わっていくのでしょうか。
-
成田空港LCCバス統合 競合から連携へ大転換 何があった? 現場から自然発生の提案とは
東京駅と成田空港を片道1000円で結ぶ格安バス2路線が統合します。激しく競合しながら人気を集めてきた両者は、なぜ統合に至ったのでしょうか。旧来の「リムジンバス」とのすみ分けも含め、成田アクセスはますます変化しそうです。
-
なぜ路線バスは衰退したのか? 地方は大幅赤字 かつての「バスの黄金時代」あだに?
路線バスは、その多くが赤字で、国や自治体の補助を得てなんとか維持している状況です。かつては国の構造的に「儲かる」事業だった路線バス、なぜこれほど衰退したのでしょうか。今後は地域ごとに、きめ細かな対策が求められます。
-
県内バス全無料化「1世帯月1000円負担で可能」 熊本で1日やってわかったこと
熊本県内全域で実施された「県内バス・電車無料の日」により、公共交通の利用者は普段の2.5倍増、市街地の渋滞長は半減するという結果になりました。1世帯あたり月1000円負担すれば、通年の実施も可能という試算も出ています。
-
台風19号で交通寸断「陸の孤島」へ高速バスなぜ運行できたのか? 実現の裏側
台風19号の影響により、川の氾濫で営業所が浸水するなど、大きな被害を受けたバス事業者がありました。その一方、各地で道路や鉄道が寸断されるなか、高速バスは“ならでは”の柔軟な対応で、早期に運行を再開しています。
-
「高速バス=遅延が心配」払拭なるか 利用者も知っていると役に立つ渋滞対策
遅延を気にして、高速バスの利用を避ける人もいるかもしれません。確かに突発的な渋滞に巻き込まれることもありますが、予測できる渋滞は以前よりも回避しやすくなっているなど、バス会社も様々な対策を取っています。