赤川薫(アーティスト・鉄道ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 赤川薫(アーティスト・鉄道ジャーナリスト)
アーティストとして米CNN、英The Guardian、独Deutsche Welle、英BBC Radioなどで紹介・掲載される一方、鉄道ジャーナリストとして日本のみならず英国の鉄道雑誌にも執筆。欧州各国、特に英国の鉄道界に広い人脈を持つ。慶応義塾大学文学部卒業後、ロンドン大学SOAS修士号。
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列車が燃えても定時運行!? 勇気ありすぎるウクライナ国鉄“戦時の日常” 国民の圧倒的支持!
ロシアの攻撃に晒されながら営まれているウクライナの日常生活を支える存在のひとつが、ウクライナの国鉄です。高い定刻率で運行を続ける鉄道から、想像だにしないウクライナの戦時の日常が見えてきます。
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災難!「人気鉄道イベント」に2年連続ヘリ緊急出動 “撮り鉄”遭難にSL集団避難 トラブルも“棚ぼた”もダイナミックすぎる海外
2年続けてヘリコプターまで緊急出動するほどのトラブルに見舞われた鉄道イベントが、ドイツでありました。その時筆者が現地鉄道ファンとともに巻き込まれた災難と、ちょっと特別な光景とは。
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2000年以上の悲願!?「世界最長のつり橋」ようやく着工へ 課題ありまくりでも実現にこぎつけた“大人の事情”
イタリアの本土とシチリア島を隔てるメッシーナ海峡で、大規模な橋を架ける工事がようやく始まりそうです。完成すれば世界最大のつり橋になります。
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「駅窓口をほぼ全廃します」 過激コストカット案に「窓口難民」が猛反発! 日本以上に“社会問題化”した英国「切符販売」の顛末
JRの駅で「みどりの窓口」がどんどん減っており、残った数少ない窓口には長蛇の列。これではきっぷを買えないと「窓口難民」から不満が噴出していますが、遠く離れた英国も、それ以上の事態に揺れていました。
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「寝台列車はロマン」だけ? 伝統の列車が風前の灯 “夜行復活ブーム”から取り残された英国らしい苦境
日本の定期寝台列車は「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」だけに減ってしまいましたが、英国も2列車だけが残っています。海峡を挟んだヨーロッパ大陸側は寝台列車がにわかに見直されているものの、英国は事情が少し異なるようです。
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「オービスをぶっ壊せ」国民の怒り爆発!? “プライバシーより取締り”の顛末とは 恐怖のオービスお国事情
オービスに撮られた写真は、出頭時に警察署で確認できます。しかし、もしこの写真がいきなり自宅に送られてきたら、「知られたくない運転中のプライバシー」が家族に知られるかもしれません。こういった通知の方法は、お国柄があるようです。
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日本もついに上陸?「トコジラミ」大騒動は海を渡るのか 先を行く国々の対策 迫る“最悪の事態”を食い止めろ!
害虫の「トコジラミ」をめぐっては、2024年3月、首都圏を走る電車で見つけたとのSNS投稿が話題に。すでに社会問題となっているヨーロッパでは国際列車も多数走っていますが、対策に“犬”も動員されています。
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地下鉄で「トコジラミ大量発生」仰天アナウンスに動揺 迷惑TikTokerも煽る「お隣の国」の社会不安
トコジラミが欧州で社会不安を与えています。ロンドンでは迷惑系TikTokerが地下鉄でウソの放送をする事件も。いっぽう、フランスでは実際に車内で発生が確認されるなど、事態は良くないようです。
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「国際列車ブーム」の欧州で「ボッタクリ国家」にブーイング!? 「遠回りイヤなら金払え」鉄道の追い風に壁 高まる批判
環境にやさしい鉄道がEUで見直され、国際列車の事業が加熱しています。そのなかで、「線路使用料」が高額な国が不評を買っているようです。
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悩ましい「人が落ちる地下鉄」問題 120年越しの“車両冷房”導入で事故急増の懸念!? なぜなのか
ロンドンの最も古い地下鉄のひとつ「ピカデリー線」に、2025年からようやく「冷房搭載」の新車両が導入予定。しかし同時に悩ましい問題が起きているようです。