中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
-
「ETC2.0割引」23年度も継続へ 事業者は組み合わせで“破格の安さ”に 一般には恩恵なし?
ETC2.0のみを対象とした高速道路料金の割引について、2023年度も継続すべく国が予算を計上しました。おもに大型車には組み合わせで破格の割引が用意されていますが、一般にはピンとこないもの。一方でETC2.0の普及率は伸び悩んでいます。
-
沖縄の“かなり安い”高速道路料金「継続を」 知事の要請は課題解決になるか
沖縄県の高速道路だけに適用されている、全車種35.5%の特別割引や、独自の料金体系が継続される見込みです。背景には、解消されない、沖縄ならではの課題が存在します。
-
夜の六本木は“モビリティのカオス” 警視庁の取締りに密着 歩道ゆく電動キックボードに自転車
警視庁が実施した自転車や電動キックボードの取締りに密着。真夜中の六本木交差点は、歩道を走る電動キックボードのほか、“アシスト”か“フル電動”か判別がつかない自転車など、さながら新モビリティの混沌をそのまま映し出していました。
-
自転車「歩道は例外」徹底へ 書き換わった国の基本方針のポイント 乗り手の責任より厳しく
自転車の取締りが強化されるなか、その広報啓発の基礎となる「自転車安全利用五則」が書き換わりました。あいまいだった歩道の走行については、明確に「歩行者優先」の方針に。増加する自転車関連の事故を減らす具体的な数値目標も示されました。
-
EVバイクいよいよ普及か 日本初のバッテリー交換拠点ついに稼働 規制強化は目前に
バイクの「バッテリー交換ステーション」が都庁付近に登場しました。実証事業化したのは日本初です。電池が切れたら新しい電池に交換してすぐ出発できる、バッテリー交換式バイクは、EV化を後押しするのでしょうか。課題も山積みですが、環境規制強化も目前です。
-
「軽井沢事故と変わらない」富士山の観光バス横転事故 危険な道がバスの定番ルートに
富士山麓の「ふじあざみライン」で発生した観光バスの横転事故。その背景を取材していくと、2016年の「軽井沢スキーバス事故」と同じ構図が見えてきました。ドライバーは、そのルートを選ばざるを得なかった事情があります。
-
「国葬」の準備着々 首都高速は9時間寸断 一般道は歩道も通行止め 影響大きく
安倍晋三元首相の国葬に伴う交通規制が、東京都内で葬儀前日の26日から始まっています。会場や、要人を迎える赤坂迎賓館の周辺では、その準備も進行中。首都高速をはじめ大規模な交通規制も実施されるため、事前の確認が不可欠です。
-
地下鉄はそんなに弱くない 東京メトロ東西線“だけ”冠水し輸送障害 原因は台風14号を甘く見たことだった
台風14号が接近する大雨のなかで発生した、東京メトロ東西線の冠水による輸送障害は、複数のミスが重なって発生したことが判明。前例のない規模の台風に厳重な警戒が呼びかけられるなか、見込みの甘さがあったことがわかりました。
-
台風の大雨だけじゃなかった 東京メトロ東西線8時間運休のナゼ 飯田橋駅で“東西線だけ”冠水
東京メトロ東西線が飯田橋~九段下間で冠水し、約8時間にわたり不通に。折り返し運転区間の珍しい行先などにも注目が集まりましたが、この冠水、台風14号の影響による大雨だけが原因ではないようです。
-
3連休襲う台風「かつてないほど危険」 国が警戒するこれだけの理由 トラック横転の可能性 車も避難を
3連休中に日本列島を縦断しそうな台風14号に、国が最大級の警戒を呼び掛けています。その規模は、本州においては統計史上類を見ないというもの。「晴れているから大丈夫」「台風すぎたから大丈夫」といった考えも禁物だといいます。