〈PR〉鉄道模型を高く売るコツは3つ! いまさら人には聞けない?鉄道模型の奥深い世界(4)

大切な鉄道模型を「売却」する際に、気を付けることとはなんでしょうか。今回は買い取り実績から分かった高く売るコツを3つ紹介します。

鉄道模型を売却する動機は?

 こんにちは、リユースエバンジェリストの高野です。鉄道模型をリユース視点で紹介している連載も4回目となります。

・第1回 Nゲージとは?~その魅力~
・第2回 鉄道模型は「自分にあった」方法で入手しよう
・第3回 リユース品はこれが人気!

 連載3回までは「手に入れる」方法としてリユースの活用を紹介してきました。しかし、「手放す」という人がいるからこそ、「リユース」が存在すると言っても過言ではありません。お目当ての模型のリユース品を探す・買うだけでなく、この「手放す」行為、つまり「売却」をうまくやりくりすることで、欲しい模型を買うための資金を手に入れることもできるのです。

 それにしても、「売却」は随分に身近になりました。フリマアプリやネットオークションのほか、弊社の「高く売れるドットコム」のようなサービスの宅配買取や出張買取を利用するなど、その人にあった売却手段が豊富にそろってきました。そこで、第4回の今回は、この「売却」にあたり、どの部分に気を付ければ、価格を下げずに取引できるのか、そのコツについて触れていきたいと思います。

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大切な鉄道模型、高く売るコツは?

 売却の動機は、「年末なので少し部屋の整理をしたい」や「結婚して新居に移るのでこれを機に鉄道模型の趣味を卒業しよう」「別の車両が欲しくなったので買い替えしたい」など、生活スタイルや収集スタイルにあわせて皆さん様々です。一方で、お話を伺うと共通点も見えてきます。それは、「しばらく眠っていた模型を売却する」ことでした。動機はそれぞれ違っていても、売却対象品は「しばらく使っていない模型」なんですね。

高く売却する3つのコツ

 弊社の鉄道模型リユース品約8万アイテムの買い取り実績から導き出した「高く売却するコツ」は、以下のように3つあることが分かってきました。ズバリ、見てみましょう。

1 可能な範囲で購入時の状態を維持する、もしくは戻す
2 セットであるものはまとめる
3 可能な限り一度動作チェックをする

1 可能な範囲で購入時の状態を維持する、もしくは戻す

 これを実現するために、様々な方法の中でも一番確実なのは「商品として売られていた状態と同じ車両を箱に入れる」ことです。

 なぜならばそれは、リユース全般に言えることではありますが、「発売されていた状態に近ければ近いほど売却時の価値が高くなる」からです。極論を言えば、新品で購入したものを未使用のまま、かつ当時と同じ状態(キズやスレもなく、新品同様に完動する状態)であれば価値はとても高くなります。そのため、「可能な範囲で購入時の状態を維持する、もしくは戻す」ということが重要ですし、その方法として「商品として売られていた状態と同じ車両を箱に入れる」ことは価値ある状態に近付けることになります。

 コレクターは自分にあった方法で保管する傾向があります。収納スペースに合わせたり、走行時の並べやすさを重視したりといった考えのもとに保管するため、理にかなっているのですが、それはあくまで自分の生活スタイルなどに則った保管方法なのです。商品の価値を明確に図るためには、箱や付属品といった要素は外せません。特に収集目的の高いカテゴリですので、元の状態であればあるほど価値は維持されていきます。

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TOMIX「JR E259系特急電車」の増結セットは、基本セット3両が収まる箱になっている。
車両ケースは収納に役立つが、売却を考えるならば元の箱があった方が良い。

 保管方法として一番多い例は、新幹線の3両基本セット購入後、増結セット2個を足してフルセットにした際、メーカーはその2箱に全車両が収まるように作っている場合があることから、最初に買った3両セットの箱を捨ててしまい、全てをその2箱に収納してしまう、というものです。

 この方法は、収納や、車両編成を並べる時には最適となりますが、「実在」しない商品に変わってしまいます。次の売却まで考えての保管は難しいかもしれませんが、もし捨てずに残っているのであれば、元の箱ごとに入れ直すことをおすすめします。

2 セットであるものはまとめる

 1番目でセット物に触れましたが、メーカーは大抵、記念特別セットを除くとNゲージは単価を抑えるために、基本となる重要な車両と、フル編成にするためのその他車両を分けて販売しています。

 特に基本セットと増結セットに加え、単品車両を数両追加購入してフル編成を再現したまさに「フルセット」を買いそろえた方が売却する場合は、特にこの「フルセット」であることが重要になります。

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KATO「E233系3000番台東海道線後期形」は8両基本セット、2両増結セット、5両付属編成セットをそろえると、15両のフル編成が完成する。
マイクロエース「東急5000系6次車偶数編成」は基本6両セット、増結4両セットをそろえると、10両のフル編成が完成する。
マイクロエース「小田急ロマンスカー60000形MSE」は基本6両セット、増結4両セットをそろえると、10両のフル編成が完成する。

 理由としては、商品の流通量に起因します。予算や収納場所の関係で基本セットのみの購入がどうしても多くなることから、新品・リユースともに基本セットの流通量が自然と多くなり、必然的に買取金額は低くなりがちです。一方で、売り主がわざわざ買いそろえた「フルセット」は、流通量が少なくなりますし、一気にそろうため需要も高く、リユース品では価値が上がりやすいのです。

 例えば国鉄(JR)113系電車に組み込む2階建てのグリーン車「サロ124形」。売り主の自宅などで、複数の鉄道模型を買い取る際、後からポロリと出てくることが多い車両です。この場合も、113系と一緒に売却いただくと高値が付きやすくなります。このように、単品や2両での追加車両は特に見落としがちですので注意が必要です。

3 可能な限り一度動作チェックをする

 最後の項目は当たり前といえますが、特に動力車の価値に大きく左右するため重要なポイントです。保管状況や使用環境などにより、ギア周りに入ってしまったホコリが絡んで回らない、また油自体が固着して動かない、といった事象がリユース品では多発しています。

 ある程度の修理は可能です。しかし例えば、毛足の長いカーペットの上で楽しまれていた商品は、完全分解しないと難しいことが多く、事前のチェックはぜひ行っていただきたいと思います。

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ライト部分も確認を。

 また、ライトも要確認箇所です。最近はLEDが増えているため「球切れ」は少なくなってきているものの、車両に組み込まれた集電板が少しずれてしまっていたり、そもそも車輪がホコリをまといすぎて集電されていなかったりと、LED側ではないところでの不具合もあります。そのあたりも簡単にチェックできますので、ぜひ実施されることをおすすめします。

 少し細かい例を挙げましたが、以上のような観点を意識すると、少しでも売却金額を上げることができるでしょう。

補足:価値が付きづらいポイント

 よく聞かれるのですが、先ほど挙げた3つのコツとは逆に、一般の方が思っているほど価格が付かない、もしくは付きづらいという部分も存在します。そちらも紹介しますので、参考にしてください。

カプラー(連結器)をノーマル(アーノルドタイプ)から密連形に換装している

 リアルを追求する、といった視点で考えると、密連形のカプラーは見た目が非常にかっこいいですし、パーツ別購入・差し替えの手間という部分で、費用と労力がかかっている部分です。しかし、この換装は、価値の上乗せになりづらいケースが多いです。実は、この部分の変更はあまり価値が付きません。次のユーザーからすると「ノーマルから変更されていてラッキーだ」程度の感覚でしかなく、そこまで重宝されるわけではないためです。

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ノーマル(アーノルドタイプ)のカプラー。
密連形のカプラー。

全車両に室内灯を導入している

 Nゲージでは、室内灯を車両に導入する方も少なからずいます。しかし、「収集」に重点を置いている方には、少し響かない「プラスワン」となってしまいます。先述のカプラーはガラスケースに飾っている場合、見た目に影響が出ますが、室内灯は走っていないと基本的には恩恵を受けられません。特に、LED室内灯は高いのですが、いっそのこと外してバラで売却したほうが、価値が出る可能性があるアイテムとなります。

組み立て済みのキット

 鉄道模型は、本来は組み立てるものの方が多かったようです。それが、いつの間にか完成品が流通するのが当たり前となっていきました。しかし、この流れとは逆に「キット」の状態のままの方が価値が出やすいものもあります。一般的に、塗装、組み立てと長い時間をかけて愛着を持って作成したものは価値が見出しづらいとされています(HOゲージは組み立ててもキットでも価値が出ているものがあるため一概にはいえない部分もある)。

※ ※ ※

 いかがでしたか。高く売るコツに触れてきました。しかし、今回の内容と矛盾するかもしれませんが、なんにせよ、大切に楽しんで扱ったものであれば、大きく価値を下げることはないと思っています。日々のメンテナンスをし、いつか旅立つ日に備える、そんな愛着を注いでもらえるとリユースを扱う身としては感無量です。

 売却した商品を次に購入し、楽しむ方に大切に扱っていただく、その思いがリユースの根本だと考えています。その中でいかに価値を見出して次の方にバトンタッチをしていくのか、それが我々リユース業を営む人間の使命だと思っていますので、ぜひ手元にある大切な鉄道模型のその先を考えながら、収集や走行を楽しんでください。

【了】

「鉄道模型高く売れるドットコム」
http://www.train-takakuureru.com

お見積りお問い合わせフリーダイヤル:0120-945-761
(TEL受付 9:15~21:00)

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