軍用機の記事一覧
-
F-35、なぜメタボ? 戦闘機の常識を覆す「ずんぐりむっくり」の理由
航空自衛隊にも導入されているF-35A。F-2戦闘機などと比べると、ずいぶんと特徴的な「体形」です。そこには、従来機とは発想から異なる「納得の理由」が反映されていました。
-
垂直離着陸戦闘機「ハリアーII」ぬぐえぬ誤解? 欠陥機の指摘は
2016年9月、アメリカ海兵隊の垂直離着陸戦闘機AV-8B「ハリアーII」が墜落。これを受け「ハリアー」の事故率を指摘し、「欠陥機」とする声も上がっていますが、そこには誤解が含まれているかもしれません。
-
空自次期戦闘機「純国産」のゆくえは? ロッキード・マーティンほか参加意思表明
ロッキード・マーティン社は2016年10月7日、空自の次期戦闘機開発に携わる意思があることを表明しました。「心神」とも呼ばれるステルス実証機X-2の初飛行からおよそ半年、次期戦闘機には純国産の期待もあるなか、その開発のゆくえはどうなるのでしょうか。
-
実物大の空自F-35、搭乗OK 「2016年国際航空宇宙展」開幕 MRJシートも着座可
「2016年国際航空宇宙展」が10月12日、東京ビッグサイトで開幕しました。コックピットに搭乗可能なF-35戦闘機の実物大模型のほか、国内外およそ800におよぶ出展社・団体の最新技術、研究成果が一堂に会します。
-
パイロット最後の命綱「射出座席」 作り続け70年の老舗メーカー、7500人の命救う
戦闘機などに装備されている「射出座席」。これを作り続け、7500人ものパイロットの命を救ったメーカーがあります。その積み重ねられた歴史の背景には、友の死と、死をも恐れぬ献身、そしてなによりパイロットの命を救いたいという切実な願いがありました。
-
日本空襲部隊を次期爆撃機に命名したアメリカ そこにある意味は?
アメリカ空軍の次期爆撃機B-21が、「レイダー」と命名されました。太平洋戦争時、日本本土を初めて空襲した部隊にちなむものです。現在の同盟国を攻撃した部隊の名前が、なぜ採用されたのでしょうか。またそこにはどんな意図、意味があるのでしょうか。
-
日本、グァムの脅威になる可能性 中国、次世代爆撃機の開発を明らかに
中国軍が、次世代大型爆撃機の開発を認めました。その最大の目的とみられるのは太平洋に浮かぶアメリカの島、グァムです。この次世代大型爆撃機の持つ能力が今後、日本を含む東アジア諸国の安全保障政策に大きな影響を与える可能性があります。
-
専守防衛の自衛隊にステルス機は不要? 空自のF-35導入、そこにある意味とは
2016年9月、ステルス戦闘機F-35Aが航空自衛隊に引き渡されます。「専守防衛の自衛隊にステルス機は不要」という声もあるようですが、実際のところ、どうなのでしょうか。空自のF-35A導入、どこにメリットがあるのでしょうか。
-
なぜB-52、B-2ではないのか? 北朝鮮の核受け、米が爆撃機のうちB-1Bを派遣した意味
北朝鮮による5度目の核実験を受け、アメリカ空軍は爆撃機B-1B「ランサー」を派遣。日本、韓国と共同訓練を実施しました。しかし、北朝鮮の核にアメリカも核で対抗か、と考えるのは、正しいとはいえないでしょう。はたして今回のB-1B派遣に、アメリカはどんな意味を込めたのでしょうか。
-
空自、なぜ遅いプロペラ輸送機をアフリカへ? 所要3日、背景に「最悪のケース」か
2016年7月、南スーダンに滞在する邦人保護のため、C-130H輸送機がアフリカのジブチへ派遣されました。しかし同機は、ジェット機にくらべ足が遅く航続距離も短いプロペラ機。またジブチへより近い場所に別の空自ジェット機がいました。にもかかわらず、なぜ日本から3日かけC-130Hが派遣されたのでしょうか。