都電荒川線の記事一覧
-
消えゆく「踏切ズラ~」 変わる都電荒川線 「専用軌道」と踏切なくすワケ
電車の専用軌道区間が多く残っている都電荒川線ですが、一部区間では新しい道路の建設に伴い、線路と一体で整備が進められています。向原~東池袋四丁目間には多数の路地があることから、線路との交差部には踏切もたくさんありました。
-
都電の線路を移設しての大工事 何を造っている? 雑司ヶ谷は「大正~令和の3階建て」に
都電荒川線の鬼子母神前~都電雑司ヶ谷付近で、線路の移設を伴う道路などの大がかりな工事が行われています。完成すると、大正から令和まで4つの時代の「都市計画」が、「3階建て」で実を結びます。
-
なぜ京王線の線路幅は都電サイズ? 「元 京王電車ここを通る」標柱にヒントあり 廃線たどる
井の頭線を除く京王線の線路幅は、JR在来線やその他の私鉄が採用する狭軌より広く、新幹線の標準軌より狭いものです。これは都電荒川線などと同じサイズ。これには歴史的な理由があります。
-
踏切が「降格」? 都電沿いの人通りも多い“元踏切”の謎 交通局に聞いてみた
正式な踏切ながら、警報機も遮断機もないものを第4種踏切と呼びますが、ほとんどは事故防止の観点で、警報機や遮断機を備えた第1種に昇格したり踏切そのものが廃止されたりします。しかし都電荒川線には第4種から降格した踏切があります。
-
-
「E電」って何? 消えては生まれる鉄道の愛称 アーバンパークライン 東京さくらトラム
かつて東京近郊のJR路線を愛称として「E電」と呼んだ時代がありました。しかしこの呼称は浸透せず、いつの間にか使われなくなり……。作ったけども浸透しなかった愛称、鉄道関連で似たような例はほかにもあります。
-
明治通りに口を開けたトンネル どこへ? 未完の環状5号線 新宿と池袋で進む大工事
新宿と池袋の近辺で「環状5号線」のトンネル工事が進行中です。環状5号線は大部分が明治通りに相当しますが、計画から70年を経てなお存在する未開通区間が、ようやくつながろうとしています。
-
線路幅1067 1372 1435mm… 半端な数字のワケ 高速化 地下鉄建設などと絡む鉄道の歴史
日本の鉄道の線路幅は、多くが狭軌と呼ばれる1067mmですが、新幹線や一部の私鉄では標準軌の1435mm、路面電車などでは馬車鉄道由来の1372mmといったものがあります。いずれも中途半端に見える数字ですが、どのような理由からでしょうか。
-
都電 荒川線だけなぜ残ったか 道路を走らぬ「専用軌道」の多さ鍵 元は王子電気軌道
かつては200kmを超える路線網があった都電のうち、なぜ荒川線だけが存続したのでしょうか。その理由に路線のほとんどが専用軌道であることが挙げられますが、その土台は王子電気軌道という私鉄時代につくられました。
-
東京23区屈指の閑散駅「尾久」には何があるのか? 大ターミナルの隣 広がる大車両基地
東京23区内ながら、乗車人員が少ないJR駅として知られる東北本線の尾久駅(北区)。なぜ「閑散駅」になっているのか調べるため現地を訪問したところ、広大な車両センターと、至近にもうひとつの「閑散駅」がありました。