10式戦車の記事一覧
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悩む戦車 密閉度高いと射撃排煙で乗員酸欠 低いとNBC防護ダメ どうすれば…
戦車は防御力を確保するために開閉できる部分が最低限に抑えられ、空気がこもりやすいものです。砲弾を火薬で飛ばすため、かつては酸欠も大きな問題に。現代にいたるまでのその対策の変遷には、背景となる時代も透けて見えます。
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「陸自戦闘車両英字略称」10選 「TK」「FV」「LAV」何の車両? 現場も多用する略し方
TV(テレビ)やPC(パソコン)のような略称が多くあります。同じような略称は陸上自衛隊にも存在し、英単語を用いない国産の戦車や装甲車などについてもアルファベットのみの表記が定められ、現場部隊で使われています。
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戦車がはく「スカート」って何? 弱点というだけじゃない足元を見せたくない事情とは
スカートとひと括りにいっても、世の中にあるのは人間が使う布製のものだけではありません。戦車も鋼鉄製やゴム製のものを着用します。ファッションやデザインのためではない、戦うために用いるスカート、どんな意味があるのでしょう。
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クルマにあって自衛隊の戦車にないもの5選 快適性は二の次、室内は無いものばかり!
戦車は文字通り戦うためのクルマです。戦うことを最優先に設計されているため、乗員の快適性は二の次です。普段何気なく使っている乗用車にあって当たり前のものが自衛隊の戦車にはありません。
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陸自現役戦車、74式だけが丸っこい理由 角から丸、さらに角へ なぜ変遷?
戦車の砲塔形状の説明で、「角張った形」や「お椀型」といわれることがあります。この形状の違いは、開発時のデザインセンスだけでない、戦車にとっては重要な性能のひとつである防御力に直結しています。
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コンビニの軒先を戦車が通過する日常 国内では数か所のみ、実際どう走らせている?
一般車両に交じり自衛隊車両が道路を走ることはままありますが、戦車が走るとなると珍しいもの。ところがそれが特別でもなんでもない日常光景という場所が、国内に数か所あります。日常とはいえ実際の走行は、少々大変な様子です。
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専門家はどう観た? 迫真の自衛隊ドキュメント 『自衛隊DVDコレクション』創刊〈PR〉
デアゴスティーニ・ジャパンが、陸海空自衛隊を網羅したDVD付きマガジンシリーズを創刊。写真提供に名を連ねるふたりの専門家に、撮影時の話やDVDの感想などを聞きました。
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90式戦車160両の咆哮! 北の大地を揺るがす砲煙弾雨、恒例「戦車射撃競技会」とは?(写真12枚)
北海道には多くの陸自戦車部隊が配置されていますが、その道内の演習場では毎年、戦車射撃の競技会が開催されています。160両以上の90式戦車が参加、撃ちまくります。
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日本の戦車100年 始まりは神戸のマークIV、そこから世界有数の「原産国」に至るまで
日本に戦車が登場(上陸)し、今年で100年を迎えました。そのあいだには、輸入か独自開発かを迫られる、2度の決断があったといいます。いずれも後者を選び、そしていまに至るわけですが、その経緯を解説します。
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戦車の適切な乗員数は? 自動になったら負担が増えた、昨今の陸自戦車乗りの実情とは
世界中どこを見ても、戦車の乗員はおおむね3名か4名です。もちろんこれには理由がありますが、この「1名」の差というのは、実に大きなものといいます。自動化による人員削減は、現場にどのような変化をもたらしたのでしょうか。