ミリタリーの記事一覧
-
747終了は軽微な話? 危ぶまれる「名戦闘機のふる里」 岐路に立つボーイング
ボーイング社が747型機「ジャンボ」について、生産終了の検討をしていることが明らかになりました。しかしいま、同社で大きな岐路に立っているのは別の部分かもしれません。「ファントム」「イーグル」といった名戦闘機の「ふる里」がいま厳しい状況を迎えており、マクダネル・ダグラス社の歴史も引き継ぐその「伝統のともしび」が絶えてしまう可能性も考えられます。
-
F-35A、ついに実戦配備 しかし機関砲、SWなし 空自導入に問題は
航空自衛隊も導入予定の新型ステルス戦闘機F-35A「ライトニングII」について、アメリカ空軍が実戦配備を発表。ただ、「サイドワインダー」空対空ミサイルや機関砲を撃てず、能力が対地攻撃に偏っているため、空自への導入について懸念する声もあるようです。不審機に対するスクランブルなど、空自の任務にF-35Aは適しているのでしょうか。
-
中国、南シナ海に新型飛行艇投入か 緊張続く沖縄周辺も活動範囲に
強引な海洋進出策をとる中国が、新型の国産飛行艇を誕生させました。その性能は、日本の飛行艇US-2の好敵手たりうるのでしょうか。またこの飛行艇登場により、緊迫する南シナ海はもちろんのこと、日本の防衛にも影響が出る可能性があります。
-
勢いづく韓国、見えてきた次期国産戦闘機「KF-X」の性能は? ぬぐえぬ懸念も
韓国が開発を進める次世代戦闘機「KF-X」、その具体的な姿が見えてきました。技術的問題にも目途がついたようですが、現代戦闘機の開発におけるある問題が、やはりこの計画でも大きな障壁になるかもしれません。
-
F-35Aが弱いは大間違い? F-15Eに完全勝利 最新鋭ステルス戦闘機、下馬評を一蹴
「弱い」などネガティブな評価も多かったアメリカ空軍の最新鋭ステルス戦闘機F-35Aが、既存の優秀な戦闘機であるF-15を相手に、そうした見方を一変させる大きな結果を出しました。空自も導入を予定するF-35の能力は、すでに「開発途上」とはいえないレベルに到達。さらに強くなる可能性もあります。
-
まとまらぬ欧州、よみがえる戦闘機「ユーロファイター」の悪夢 英EU離脱、安全保障の影響は
決定的になったイギリスのEU離脱。今後、欧州の安全保障はどうなるのでしょうか。欧州共同開発の戦闘機「ユーロファイター」が、“欧州の問題”を象徴しているかもしれません。
-
知られざる陸自の青きヘリチーム 「ブルー」でも「インパルス」でなく「ホーネット」
航空機がさまざまな演舞を見せるアクロバットショー。航空自衛隊の「ブルーインパルス」は有名ですが、実は陸上自衛隊にもハイレベルな演舞で魅せるヘリコプターチームが存在します。
-
旧海軍艦艇「菊月」を故郷舞鶴に 一部引き揚げに向け資金調達を開始
ソロモン諸島の海上に姿を残す旧日本海軍艦艇「菊月」を引き揚げ、艦艇の故郷である京都府舞鶴市で修復保存しようと、有志らが資金を募る活動を始めています。
-
特命米軍機、サミットで来日 「エアフォース・ワン」の陰で「最悪」想定
2016年5月、「G7伊勢志摩サミット」でアメリカのオバマ大統領が専用機「エアフォース・ワン」で来日。しかしあまり知られていませんが、その陰である“アメリカらしい飛行機”も日本を訪れています。同機が想定しているのは「最悪」です。
-
日本の空飛んだ「マリーン・ワン」 特殊なアメリカの大統領専用機事情
各国の首脳が集った「G7伊勢志摩サミット」。要人輸送機もさまざまな機体が来日しましたが、アメリカだけは特殊でした。また、アメリカ大統領の搭乗機として知られる「エアフォース・ワン」にも変化が訪れる見込みです。