戦車の記事一覧
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戦車はネックの「市街戦」を生き残れるか 様変わりした戦争で各国戦車の対応は…?
21世紀に入って戦争のあり様がガラリと変わり、戦車のありようもずいぶんと変わりました。戦車としては可能な限り避けたい市街戦への対応も必要となったことで、各国の戦車は装備面、戦術面でどのような対策をとっているのでしょうか。
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M1「エイブラムス」戦車の動かし方 乗り込むのにもひと苦労? 始動から停止まで
現代戦車は高度に制御されたオートマチックトランスミッションの導入もあり、操作そのものはさほど難しくないといいます。ただし操縦やその前後の手順は…M1「エイブラムス」戦車の操縦マニュアルから、その動かし方の順を追います。
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戦車のようで戦車じゃない 戦車の代わりに歩兵を助けた“豆戦車”「九四式軽装甲車」
第2次大戦前、旧日本軍は主力戦車であった八九式中戦車の補助を目的として2人乗りで履帯式の豆戦車を開発しました。諸事情で「戦車」ではなく「装甲車」と名乗りましたが、日中戦争ではその小さな兵器が大きな働きをしました。
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38(t)戦車の皮肉 ナチス・ドイツを支えてしまったチェコスロバキア・クオリティ
WW2開戦前夜、ドイツとの戦争に備え生産していたら、開戦前に国ごと乗っ取られてまるごと使用されてしまった戦車があります。しかも高品質で、その後のドイツの進撃を支えてしまった38(t)戦車の皮肉なお話。
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現存唯一「三式中戦車」の激レア余生 赤羽で発見され映画出演が舞い込む その後は?
近年、技術遺産として維持・保管の機運が高まりつつある旧日本軍戦車。国内にわずかに残る旧日本軍車両のなかにあって、レア度などから存在感が際立つ「三式中戦車」がたどった戦後の運命を振り返ります。
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転換点はひとりのキーパーソン もうコピー兵器とはいえない中国第3世代戦車への歩み
21世紀に入り長年の「コピー兵器」「人海戦術」というイメージを脱しつつある中国軍ですが、この「長年」というのは比喩でもなんでもなく、実に長い年月をかけ歩みを進めてきました。大陸国家の顔たる戦車も、またしかりです。
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歩兵1人でも戦車を撃破! ぶ厚い装甲貫く成形炸薬弾の仕組み 世紀の発見“メタルジェット”
戦車のぶ厚い装甲を貫き、撃破するための砲弾には大きく2種類あります。ひとつは運動エネルギーで貫通する徹甲弾。もうひとつが弾体内部の炸薬による化学エネルギーを用いる成形炸薬弾です。炸薬の威力で穴を開けるには、コツが必要です。
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早すぎたデジタル迷彩!? 七色の61式戦車が誕生したワケを“生みの親”に聞いた
第2次世界大戦後、国産初の主力戦車として開発された61式戦車は、陸上自衛隊の過渡期に生まれた装備ゆえに迷彩塗装の試験にも用いられました。そのなかでテストされた7色の迷彩車両について、実際に考案した隊員に話を聞きました。