軍用車両の記事一覧
-
ロンメル元帥が行った「ハリボテ戦車大軍団作戦」 だまし合いの戦場 イギリスも対抗
第2次世界大戦、北アフリカ戦線の舞台は広大な乾燥地帯で、どの程度の規模の部隊がどこへ向かっているのかが敵からも丸見えでした。そのため、その問題を逆手にとった戦法が多用されます。すなわちハリボテなどを用いた欺瞞作戦です。
-
ソ連「プロペラで走るスノーモービル できた 偶然だけど」 「アエロサン」の能力とは
南極観測や冬季積雪時など、自動車が走れない雪上を動き回れるのが雪上車やスノーモービルの特徴です。これらはゴムでできた幅広キャタピラで雪上を走りますが、それとは違い、プロペラ推進で雪上を高速移動する乗りものがあります。
-
戦場で漏れそうになったら…戦車兵のトイレ事情 空薬きょう使うことも 陸自の場合は?
ロシアの戦車T-14がアップグレードされ、開発元はあることを大々的に誇りました。それは、戦車にトイレが付いたこと。なんでそんなことでと思ってしまいそうですが、冷静に考えみるとかなり切実な問題であることがわかります。
-
チョバムアーマーとは? 複合装甲とは? 機密のヴェールで覆われた「戦車装甲」の世界
「複合装甲」とは戦車などに使用される、複数の素材を組み合わせて防御力を高めた装甲のことです。一部は「チョバムアーマー」と呼ばれますが、ところで「チョバム」とはなんなのでしょうか。また、最新の複合装甲にも迫ります。
-
超固い!でも攻撃弱い…戦車砲はじくも武装は機関銃 戦車「マチルダ」なぜ生まれたか
なにかしらの性能や用途に特化したものというのは、使いどころが肝要で、これを誤ると無用の長物になってしまいますが、それは戦車も同じようです。戦車黎明期、ひたすら防御力に特化したマチルダI歩兵戦車のたどった道のりを追います。
-
ロボット戦闘車 本当に実現するのか? 電気犬 ゴリアテ ウラン9…続く試行錯誤の歴史
軍民問わず無人航空機が空を飛び交う昨今ですが、比べて地上を走り回るような無人兵器の話はあまり聞きません。発想は第1次世界大戦前からあり、各国において研究開発されてきたロボット戦闘車の、紆余曲折の歴史を追います。
-
戦車誕生の背景「塹壕戦」どんな戦いか 日露激戦 WW1西部戦線 そして戦車登場の衝撃
戦車が実戦投入されて100年あまり。その誕生の背景には、銃火器の発達などで大規模になった塹壕戦があります。防御側が有利すぎたこの「塹壕戦」とはどのようなものなのか、日露戦争「203高地の戦い」などを見ていきます。
-
先端が「T」字状の戦車砲 なぜ最近見ない? 名前は「マズルブレーキ」 その効果とは
戦車の100年にわたる歴史において、その砲の形もずいぶんと変化しました。昔の戦車といまの戦車の砲で大きく異なるもののひとつが、先端にT字状のパーツがあるかどうかでしょう。かつては広く見られたあの「T」の正体に迫ります。
-
海を渡る鋼鉄の塊 「世界の水陸両用戦車」5選 上陸作戦に欠かせぬ能力とは
海中の島や河川の対岸に攻撃する際、上陸部隊とともに水上を渡って行ける戦車があったら……というのはやはり誰しも考えたようで、これまで各国でさまざまな水陸両用戦車が開発されてきました。そのなかから5つを見ていきます。
-
「バレンタイン」と呼ばれる戦車 英がソに押しつけ?チョコならぬ余り物バレンタイン
「バレンタイン」といえば、ミリタリー的にはイギリス製戦車が挙がります。そもそも、バレンタインデーが名前の由来という説も。WW2期のこの戦車をイギリスは、作りすぎた義理チョコのようにソ連へ押し付けています。しかも有料でした。