柘植優介(乗りものライター)の記事一覧
Writer: 柘植優介(乗りものライター)
子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。
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世界で最も醜い航空機 フェアリー「ガネット」 なぜこんな外見に…そのワケとは
飛行機の世界には「世界最速」や「世界最大」、「世界最多」など様々なうたい文句の付く機体は多数ありますが、「世界最醜」と呼ばれるものは唯一無二かもしれません。性能は優れていたそうですが……どのような飛行機なのでしょう。
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戦艦「大和」に傷病者が殺到したワケ 海自護衛艦「いずも」と「大和」の意外な共通点
旧日本海軍の戦艦「大和」は、前のタイプである戦艦「陸奥」から約20年ぶりに就役した戦艦です。建造がそれだけ開いていたため、兵装だけでなくさまざまな点で一新され、医療面でも従来の軍艦とは段違いの充実ぶりでした。
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「陸自戦闘車両英字略称」10選 「TK」「FV」「LAV」何の車両? 現場も多用する略し方
TV(テレビ)やPC(パソコン)のような略称が多くあります。同じような略称は陸上自衛隊にも存在し、英単語を用いない国産の戦車や装甲車などについてもアルファベットのみの表記が定められ、現場部隊で使われています。
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「空中空母」搭載機なら脚などいらぬ! 割り切りすぎた戦闘機「ゴブリン」の挑戦
俗に「ロマン兵器」などと呼ばれる軍事兵器がありますが、「空中空母」もその類かもしれません。これを実現しようとしたアメリカ軍は、本当に「地に足のつかない」戦闘機を作ってしまいました。試作戦闘機「ゴブリン」の顛末を追います。
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B-29と並行開発された重爆撃機B-32「ドミネーター」 なぜ1年で消えてしまったのか?
アメリカが作り出したB-29は、優秀な性能から第2次世界大戦の後も朝鮮戦争に参加するなど現役で使用されました。しかし、その陰に隠れる形で日本の降伏とともに退役した4発エンジンの戦略爆撃機が存在しました。
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異形すぎて不採用 ドイツ偵察機「BV141」 要望どおり作ってなぜそうなった?
第2次世界大戦直前、ドイツは前線で用いる偵察機を欲しました。その要求に対する答えは、なんと従来の航空機の概念を根本からひっくり返す奇抜なものでした。性能的には優れていたものの採用されなかった理由を追います。
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戦車がはく「スカート」って何? 弱点というだけじゃない足元を見せたくない事情とは
スカートとひと括りにいっても、世の中にあるのは人間が使う布製のものだけではありません。戦車も鋼鉄製やゴム製のものを着用します。ファッションやデザインのためではない、戦うために用いるスカート、どんな意味があるのでしょう。
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「機関銃の弾」は意外と大きい 自衛隊が使う3種 サイズや用途を比較してみた
機関銃も拳銃も使用するのは同じ「銃弾」ですが、そこにはいくつか種類があり、それぞれに用途があって、「大は小を兼ねる」とはいきません。自衛隊が使用している機関銃弾3種について、サイズや用途などを比較しました。
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初代「ファントム」戦闘機 知ってる?「F-4 ファントムII」でなく 知名度段違いのワケ
一般的に「ファントム」戦闘機というと、F-4「ファントムII」を指すことが多いですが、「II」と付くように、その前に初代「ファントム」戦闘機が存在しました。知名度があるとはいえませんが、そこには納得の理由があります。
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戦略爆撃機 どう世界へ拡散したのか B-29をソ連が完全コピーした「Tu-4」 皮肉な歴史
アメリカが第2次世界大戦中に実用化したB-29は、高性能ゆえに戦後さまざまな形で後世まで影響を与えました。それはアメリカ国内にとどまらず、海を越えて冷戦中のライバル国にまで、さらにその隣国にまで伝播していました。