柴田東吾(鉄道趣味ライター)の記事一覧
Writer: 柴田東吾(鉄道趣味ライター)
1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。
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東京の地下鉄唯一の「座席」消滅秒読み 都営三田線6300形のゆくえ 新車投入でどうなる?
都営三田線で新型車両6500形が運行を開始しています。順に既存の6300形が置き換えられていますが、これにより東京の地下鉄では珍しかった座席が見納めに。どうやらこの座席を利用して、相鉄線へは行けなさそうです。
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国鉄型103系なぜ西日本で未だ現役? まもなく登場60年 東日本はとっくに消滅
製造から半世紀以上が経過した国鉄型通勤電車103系が、関西では未だ現役です。奈良線から引退したことで、和田岬線や播但線などに残るのみとなったものの、首都圏などではとっくに消えた車両がなぜ、残り続けているのでしょうか。
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丸ノ内線02系「支線用」80番台はどこが違う? 支線6両化で順次見納め
丸ノ内線全区間の列車が6両編成で統一され、方南町支線を走る3両編成の列車も運転を終了します。これにより、同線の専用車両だった02系80番台が見納めとなりそうです。
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白と緑の新幹線9年ぶり復活! 東北・上越新幹線200系を振り返る 外も中も七変化
2022年6月、東北・上越新幹線に「200系カラー」のE2系が登場しました。これは同線開業当時に使用された200系の登場時の車体カラーを復刻したもの。長年にわたって北の新幹線の顔だった200系は、どんな車両だったのでしょうか。現役当時を振り返ります。
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「出世列車」の異名も 往年の急行「津軽」といえば客車?電車?変わったワケ
2022年7月、秋田~青森間で急行「津軽」が臨時運行されました。「津軽」は1993年まで定期運行されていましたが、東北の人々にとって、ある意味特別な列車でもありました。現行の「つがる」になるまでを振り返ります。
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近鉄特急53年目の「再デビュー」も 歴代特急最大勢力12200系の改造車たち 「スナぞら」って?
50年以上にわたり近鉄特急の主力として君臨した12200系電車は、改造車両が今なお現役です。「新スナックカー」はどのような変貌を遂げたのでしょうか。
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「特急の近鉄」の象徴? 歴代最大勢力12200系 50年経てもなお生きる元「新スナックカー」
数ある「近鉄特急」のなかでも主力だったのが12200系です。「新スナックカー」としてデビューし、特急車両としては52年目にして引退したものの、改造車両は今なお現役。なぜここまで重宝されたのでしょうか。
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同じ顔なのに4形式 東武鉄道50000系一族のすべて 細かな違いもいろいろ
東武鉄道では、オレンジ色の50000系一族が東上線や東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)などで使用され、東京メトロ副都心線や有楽町線、半蔵門線を経由して東急東横線や田園都市線などでも見ることができます。一見、同じ車両のようですが、実のところ4つの形式に分かれているのです。
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廃車にしてリニューアルが完了? 最近の小田急電鉄1000形の動向
小田急電鉄では、銀色のステンレス車体の電車が主力となっています。最初にステンレスの車体を採用した車両は1000形で、1987(昭和62)年末の登場からまもなく35年が経過。リニューアルされずに廃車される車両も現れています。小田急電鉄1000形、今後どうなるのでしょうか?
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登場から30周年を迎える西武鉄道6000系 初の地下鉄直通車 違いもいろいろ
西武鉄道では、地下鉄有楽町線や地下鉄副都心線との乗り入れを行っています。この乗り入れ列車の主力として活躍しているのが6000系で、1992年に登場してから今年でちょうど30年を迎えます。6000系でも登場当時から車体に違いがあるほか、登場から30年の間に細かな改造を繰りした結果、車両によって個性があるのです。