ミリタリーのニュース 記事一覧
-
戦没したはずが生きててビックリ! 戦火を耐え抜き2度国籍変更した流転の駆逐艦の航跡
なくしたと思っていたものが、ふとした瞬間に出てくることはありますが、それが駆逐艦だったら驚くでしょう。しかも自沈処分したはずが、敵の艦艇として太平洋戦争を戦い抜いていました。駆逐艦「スチュワート」の数奇な航跡を辿ります。
-
インド洋東部で日米共同軍事訓練 なぜ米大使館までプッシュ? 注目すべき理由は…
自衛隊とアメリカ軍による共同訓練は年間を通し、規模の大小問わず多数が実施されています。そうしたなか、さして大規模でもなく珍しい内容でもない訓練について、なぜか在日米大使館がSNSで紹介し、一部界隈がざわめきました。
-
F-14「トムキャット」の礎のひとつ 初の実用可変翼戦闘機「ジャガー」を知っているか
可変翼機といえば、映画にも描かれたF-14「トムキャット」戦闘機が広く知られますが、アメリカ海軍が開発した可変翼機としては、実は唯一の成功例です。陰にはもちろん試行錯誤があり、XF10F「ジャガー」もそのひとつでしょう。
-
旧陸軍「イ式重爆撃機」2年足らずで使い捨ての理由と背景 不遇のイタリア機…なぜ?
昭和初期、日本とイタリアは軍事同盟を結んでいましたが、同じく同盟を組んでいたドイツ製兵器と比べると、日本国内で当時のイタリア製兵器はあまり知られません。しかし数少ないながらも、旧日本軍で制式化し採用された例もありました。
-
5分で組み立てOK タイヤ会社グッドイヤーの風船式飛行機「インフレートプレーン」とは
「ホームビルド機」と呼ばれる自作の組み立て式飛行機は、第2次世界大戦前の1920年頃からすでにありましたが、それらとはひと味違う組み立て式の飛行機をアメリカのグッドイヤーが1950年代に開発しました。
-
理由は「唯一のフランス製」 陸自のヘリ版政府専用機 特別なのは用途や内装のみならず
航空自衛隊が運用する民間旅客機ベースの要人輸送機である政府専用機は、「日本版エアフォースワン」と形容されるなど比較的知られていますが、同じく要人輸送に特化した特別輸送ヘリコプターが陸上自衛隊で運用されています。
-
「機首が真上なら滑走不要」を実際にやった初の垂直離着陸機コンヴェア「ポゴ」の挑戦
東西冷戦初期、世界中で垂直離着陸が可能な戦闘機の開発が盛んになりました。コンセプト自体は第2次世界大戦中のドイツが発端で、それを参考に実機の開発まで至ったのはアメリカが初めてでした。
-
はしご車のように機銃を上げ下げ 「カマキリ」という名の豆戦車 理想を形にした結果…
人類の歴史は、先人たちのひらめきや発明によって新たな扉を開いてきたといえるかもしれません。それは軍事の分野も同様で、様々な新兵器の登場が戦争の様相を一変させてきましたが、「新兵器」になれなかった「珍兵器」も存在しました。
-
鉄道車両メーカーがステンレスで飛行機を作ったら? RB-1「コネストガ」の挑戦と顛末
ステンレス鋼は錆びにくい鉄として、身近なキッチン用品を始めとして、医療器具や薬品関係、建物、船や鉄道車両など幅広く使われています。第2次世界大戦中には、航空機の構造材として用いられたこともありました。
-
「災害派遣」の範囲どこまで? 新型コロナ対応追われる自衛隊 そもそものルールは…?
自衛隊の災害派遣にも種類がありますが、新型コロナウイルス対策での災害派遣はその要件を満たすのか否か、という声が聞かれます。「災害派遣」の基礎をふまえつつ、議論の争点などを見ていきます。