ミリタリーのニュース 記事一覧
-
巡洋艦なのに見た目空母! アメリカ発案「航空巡洋艦」なる多用途艦が“机上の空論”で終わったワケ
1930年に発効したロンドン海軍軍縮条約では、排水量1万トン以下の航空母艦の保有が制限されました。しかしアメリカは、巡洋艦に飛行甲板を備えた「航空巡洋艦」を提案し、条約に盛り込みます。これは一体どんな艦艇だったのでしょうか。
-
「日本の新鋭軽巡恐るべし」「特異な巡洋艦」世界を震撼させた「夕張」1隻で終わったワケ
旧海軍の艦艇のなかで軽巡洋艦「夕張」ほど、後の軍艦設計に影響を与えた艦はありません。しかも「夕張」は、軍艦のバイブル「ジェーン軍艦年鑑」で8年間も「特別説明」されるほど偉大な軍艦でした。それは何故なのでしょう。
-
拿捕したアメリカ兵も驚愕 大型潜水艦「伊四百一」竣工-1945.1.8 目指した「東海岸」
旧日本海軍の潜水艦「伊四百一」が1945年の今日、竣工しました。アメリカ東海岸に到達しそこで水上攻撃機を発進、ワシントンなどを攻撃しようという壮大な作戦を目論んでいましたが、戦局の悪化から計画は頓挫しています。
-
UFOに撃墜された? 「マンテル大尉事件」発生-1948.1.8 高高度で大尉は何を見たのか
「空飛ぶ円盤」が何者なのか、真相が不明なうちはしばしばUFOと称されますが、1948年の今日、その円盤を追跡中の戦闘機が墜落し、搭乗員が亡くなるという「マンテル大尉事件」が発生しました。真相はいまだわからずじまいです。
-
「多段空母」の歴史 なぜ「赤城」と「加賀」の甲板をひな壇にする必要があったのか?
空母が誕生してから100年。新しいものには付きものですが、その初期はかなりの試行錯誤がありました。多段式空母もそうした試行錯誤のひとつで、現代においてイメージされる空母とは、だいぶ姿かたちの違うものでした。
-
圧倒的低コスト! 見えてきた米海軍の新型揚陸艦 担うは海兵隊の新作戦 陸自も…?
前世紀とは様相をガラリと変えた世界のパワーバランスに対し、アメリカ海軍および海兵隊は新たな作戦構想を考案し、それに向けた新型艦の建造を計画しています。自衛隊の島しょ防衛とも深く関わるであろうお話です。
-
大統領の鶴の一声で誕生「インディペンデンス級軽空母」1年で9隻就役 最後の艦は50年現役!
アメリカ海軍が第2次大戦中に大量建造したクリーブランド級軽巡洋艦。その船体を流用して造られたインディペンデンス級軽空母は、改造空母とは思えないほど本格的な造りから重用され、なおかつ長生きしました。その理由をひも解きます。
-
5年52隻の大計画! 米軍の大姉妹「クリーブランド級軽巡」の“数は力なり”思想
第2次大戦中のアメリカは戦車や戦闘機、そして空母についても他国とはケタ違いの数を製造しました。同じことは巡洋艦も。日米開戦からわずか5年で27隻も造られ、戦後もミサイル搭載艦として運用されたアメリカ軍艦について見てみます。
-
余裕かますと痛い目見るぞ! 戦車の安全運転の基本 M1「エイブラムス」戦車の場合
どんな地形でも豪快に走り抜けるイメージの戦車ですが、実は相当に繊細な気配りが必要な乗りものでもあります。地形の走り方や暗視装置の取り付け方などについて、米陸軍の主力戦車M1「エイブラムス」のマニュアルから抜粋しました。
-
伊→独→日に所属、三国同盟の象徴のような潜水艦 黒潮に沈んだあまりに数奇な運命
第2次大戦前に軍事同盟を結んでいた日本とドイツ、イタリアは、戦争により物資や人員の交流が困難になりました。そこで白羽の矢が立ったのがイタリア潜水艦。遠路日本まで来た2隻は、最後には日本海軍の潜水艦に国籍変更しました。