さよなら玉川改札 「玉電」の記憶を伝えるJR渋谷駅の改札25日閉鎖 通路切り替えへ
JR渋谷駅の山手線ホームに直結している玉川改札が閉鎖へ。この改札の名前は、東急玉川線が渋谷駅を発着していたときの名残でした。玉電廃止から50余年、駅周辺の再開発で東急百貨店東横店の建物とともに姿を消そうとしています。
山手線ホーム直結の玉川改札 なぜ「玉川」なのか
JR渋谷駅の玉川改札が、2020年9月25日(金)の営業終了後に閉鎖されます。
玉川改札は山手線外回り(1番線)のホームに直結しており、階段を昇り降りすることなく、改札からそのまま進むだけで目の前の山手線に乗ることができました。逆に改札からは、直結する東急百貨店東横店西館(旧・玉電ビル)はもちろん、京王井の頭線のホームや複合商業施設「渋谷マークシティ」方面へ向かう際に便利でした。
改札の「玉川」の名前は、渋谷を発着していた東急玉川線(通称・玉電)の名残です。渋谷~二子玉川(二子玉川園)間を走る玉電は、渋谷では当時玉電ビルの2階を発着の場所としていました。この玉電乗り場の前にあった国鉄(現・JR)の改札が「玉川改札」です。
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