さよなら玉川改札 「玉電」の記憶を伝えるJR渋谷駅の改札25日閉鎖 通路切り替えへ

玉川改札の閉鎖後、渋谷駅では通路の新設と切り替えを予定

 玉電は1969(昭和44)年に廃止され、現在は後身の東急田園都市線が地下3階を発着しています。一方、玉川改札は改称されることなく、半世紀たった現在まで玉電の記憶を伝える存在でしたが、今回ついに閉鎖を迎えることとなりました。

 渋谷駅周辺では再開発が進んでおり、2020年3月には東急東横店が閉店。今回は玉川改札とともに、東急東横店西館の建物内通路も閉鎖される予定です。西館の建物は閉鎖後、解体工事に着手されます。

 玉川改札閉鎖後の翌26日(土)初電からは、西口連絡通路(仮称)と、複合施設「渋谷フクラス」までを結ぶ「渋谷フクラス接続デッキ」が誕生します。デッキの開設により、渋谷駅と渋谷フクラスが地上2階の高さで接続。さらに渋谷フクラス経由で国道246号をまたぐ渋谷駅西口歩道橋ともつながり、桜丘町方面へのアクセスも向上します。

【了】

【写真】もうすぐ閉鎖! 渋谷駅の玉川改札

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