舞台はずばり「離島」! 日本の防衛に関係ありまくりな米軍の新たな「戦い方」とは?
「ノーブル・フューリー」で実際に海兵隊がみせた「EABO」
実は冒頭で紹介したノーブル・フューリー演習では、このEABOに関する訓練が集中的に実施されました。たとえば、MV-22「オスプレイ」によって沖縄県の伊江島に展開した海兵隊の部隊が敵を駆逐し、そこに海兵隊の「高機動ロケット砲システム(HIMARS)」がアメリカ空軍のMC-130J輸送機によって運び込まれ、攻撃を実施したのち、再び輸送機で素早く別の島に移動するという訓練が実施されました。
このEABOのポイントは、敵を探し出して攻撃する基地を各地に設け、艦艇や航空機と共にそれらをネットワークで連接することで、敵は攻撃目標を絞り込めず、逆に自らが攻撃される立場に追い込まれてしまう、というところにあります。
そして、現在自衛隊が進める離島防衛のための態勢構築も、こうしたアメリカ軍の取り組みと密接に連携して進められることが予想されます。つまり、これは日本にとっても他人事ではないのです。
【了】
Writer: 稲葉義泰(軍事ライター)
軍事ライター。現代兵器動向のほか、軍事・安全保障に関連する国内法・国際法研究も行う。修士号(国際法)を取得し、現在は博士課程に在籍中。小学生の頃は「鉄道好き」、特に「ブルートレイン好き」であったが、その後兵器の魅力にひかれて現在にいたる。著書に『ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている』(秀和システム)など。
全く他人事である。日本が他国から攻撃を受けることはない。なぜなら日本は世界に誇るAV大国なのだからである。中国はAVが法律で全面規制されておりAVは日本に頼らざるを得ない。他国も同様で特にアジア人モノは日本の独占状態である。日本への攻撃はAV危機を引き起こしAVの高騰に繋がってしまう。誰がそんなことをするというのだ!