上り「最終新幹線」も要注意 JR東日本の終電繰り上げで乗継に影響 現地滞在短縮も

青梅線や横須賀線などは要注意です。

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駅の改札口(画像:写真AC)。

 JR東日本が2021年春のダイヤ改正で、首都圏を走る各路線の終電時刻の繰り上げを計画しています。線路などの保守作業時間の拡大や、新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動様式の変化に対応していくといいます。

 2020年10月21日(水)、JR東日本がこの終電繰り上げの概要を発表しました。山手線や京浜東北線といった主要路線を含む首都圏17線区で、終電を15~30分程度繰り上げる方針です。

 終電の繰り上げは普段の通勤に加え、遠方から上り最終新幹線で首都圏に帰ってきたときも影響が生じる場合があります。

 東海道新幹線の現在の上り最終は、博多18時59分発、新大阪21時24分発、名古屋22時12分発、東京23時45分着の「のぞみ64号」です。この列車に乗り、新横浜・品川・東京からさらにJR線を乗り継いでも、ダイヤ改正後は青梅線の西立川~青梅間、南武線の中野島~稲城長沼間、横須賀線の東逗子~久里浜間、常磐線の天王台と取手の各駅に到達できなくなります。

【路線図】終電が繰り上げるJR東日本17線区

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