「サイクリングロードになった廃線跡」5選 自転車で偲ぶ鉄道の面影 絶景や保存駅舎も

廃止になった鉄道の敷地を、サイクリングロードとして整備している例が各地にあります。随所に見え隠れする鉄道の名残や、周囲の風景を楽しむことができます。

鉄路の面影残る、緩やかなカーブ

 昭和から平成にかけて、全国で多くの鉄道路線が廃止されました。その廃線跡は、地域の再開発で痕跡が消滅したものもあれば、敷地だけが残っていたり、一部が観光用トロッコに転用されていたりしますが、サイクリングロードとして整備され、かつての風景を比較的容易に追体験できるところもいくつかあります。

つくば霞ヶ浦りんりんロード(茨城県)

 1987(昭和62)年まで常磐線の土浦駅と水戸線の岩瀬駅を結んでいた筑波鉄道筑波線の廃線跡が、約40kmにわたってサイクリングロードになっています。途中、旧真壁駅をはじめ多くの駅跡では、かつてのホームがそのまま残されています。

Large 20201028 01
つくば霞ヶ浦りんりんロード(画像:写真AC)。

 コースの中間部は、筑波山の麓を迂回するようなコースとなっているほか、いくつかの区間では桜並木があり、春には長い「桜のトンネル」が楽しめます。

 なお土浦駅から東側では、廃線跡ではありませんが、東日本最大の湖・霞ヶ浦を一周するコースが整備されています。

久比岐自転車道(新潟県)

 1969(昭和44)年、北陸本線 谷浜~浦本間(この区間は現・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)が新線に付け替えられました。海沿いの旧ルートはカーブも多く、地すべりも多発するなど幹線として問題を抱えていたため、山側へ長いトンネルを通し複線化したのです。ちなみに「トンネルの中にある駅」として有名な現・筒石駅も、このときに誕生しました。

 この旧線は現在、新潟県道 上越糸魚川自転車道線、通称「久比岐自転車道」として約30kmが整備されています。日本海の荒々しい海岸の風景が目の前に続き、晴れた日は能登半島や佐渡島を見渡すことができます。また道中では、単線の鉄道トンネルを何度も通り抜けます。

【地図】廃線跡サイクリングロードの場所

【特集】消えていく面影、今も走れる…鉄道の「廃線」どこにある?

最新記事

コメント

2件のコメント

  1. レンタサイクルのようなものはないのですね

  2. 線路は比較的勾配やカーブが緩い。だから廃線跡はサイクリングロードにするには丁度いいんでしょうねぇ

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス