今度のMaaSは「奥京都」きっぷ・クーポン丸ごと手配 JR東日本アプリと連携

旅行中、スマホであれやこれやとページを開く手間が省かれます。

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「奥京都MaaS」のロゴ(画像:JR東日本)。

 京阪ホールディングスは2020年10月26日(月)、京都市やJR東日本などと連携し、大原・八瀬、鞍馬・貴船などの洛北エリアの観光促進を図るためのWeb型MaaSの実証実験を開始すると発表しました。

 MaaSは各事業者の垣根を越え、交通機関や商業施設を始めとした、人の移動に関する各種サービスを一体的なプラットフォームで実現できるようにする仕組みのことです。

 今回の取り組みでは、洛北エリアの周遊に際し、

・モデルコースを自動提案するWebサービス
・周遊きっぷ、飲食チケットのデジタル発券サービス
・QRコードを活用した観光スポットのスタンプラリー

をまとめてスマホで完結できるプラットフォーム「奥京都MaaS」をリリース。「JR東日本アプリ」の経路検索結果などから容易にアクセスが可能です。

「奥京都MaaS」の実証実験は、2020年10月27日(火)から2021年1月31日(日)までを予定。

「奥京都MaaS」内で発券される特別な周遊きっぷは以下のとおりです。このきっぷは、スマホ上に表示されるきっぷの画面を提示することで利用できます。
・奥京都 MaaS 交通パス【叡山電車&京都バス(洛北地区)36 時間】
価格:大人2200円、子供1100円
・奥京都 MaaS 交通パス【叡山電車&京都バス(洛北地区)24 時間】
価格:大人1600円、子供800円
・奥京都 MaaS 交通パス【叡山電車 24 時間】
価格:大人900 円、子供450 円
・奥京都 MaaS 交通パスオプション券【叡山ケーブル&ロープウェイ往復乗車券】※上記3つのパスのいずれかを購入した場合のみ購入可
価格:大人1440円、子供720 円

 この実証実験ではあわせて、叡山電車の全編成の走行位置や、混雑状況や人口動態をリアルタイムで地図上に表示する取り組みなども行われます。

【了】

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