新型コロナでぞくぞく退役 ボーイング777って? 実は「隠れ国産機」でギネス記録持ち

新型コロナ禍、JALとANAがコストカットのため飛行機の数を減らす方針を明らかにしていますが、そのやり玉にあがるのがボーイング777です。実は世界記録を複数保有、開発には日本が深く関わるなど、多くの特徴を持つ面白い機体なのです。

双発機ながら「超ビッグ」! コスパに優れた面も

 開発は1980年代に始まりましたが、最終的に見た目こそ「大きな767っぽい」飛行機でありながら、「ジャンボ」こと747-400型機をモデルにしたコックピット、直径6.2mの太い真円型の胴体、新設計の主翼など、中身は全く違うものになります。

 初飛行は1994(平成6)年6月12日に成功し、翌1995(平成7)年から商業運航をスタート。ボーイング777シリーズはデビュー後の売れ行きも好調で、基本系である777-200をはじめ、数タイプが製造されます。

先述のとおり「ジャンボと767型の間を……」というコンセプトから始まったモデルではあるものの、その後「ジャンボジェット」に比肩する人員数を収容可能な長胴型の開発にも着手します。これが、777-300型機です。

 777-300は、「ジャンボジェット」こと747シリーズのように4発エンジンの2階建てではないにもかかわらず、2020年現在JALでは500席、ANAでは514席を配しています。航空会社ごとに違いはあるものの、これは747-400型機より約50席程度少なく、開発当時の更新対象とされた747SR(ショートレンジ、短距離型)にほぼ匹敵する席数を誇ります。

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JALのボーイング777-200ER型機(2019年、乗りものニュース編集部撮影)。

 また777シリーズは、エンジン数が2機と「ジャンボ」より少ないことから、燃費も大きく改善。「ニューヨーク発成田行きのフライトをする場合、747-400型機は35万(約15万9000kg)ポンドだったのに対し、777シリーズは約25万ポンド(約11万3400kg)の燃料消費」(JALの整備士)と、約3割も燃料の消費が抑えられているそうです。

 ということは、コストパフォーマンスに優れるため、JAL、ANAともに、かつて「ジャンボ」が飛んでいた羽田発着の国内幹線、長距離国際線などを担う機体として大量導入されたのは、合理的といえるでしょう。

 こうして747などの更新用として、777はどんどん大きくなった結果、その巨大さから「世界記録」を多数塗り替えるようにもなりました。

【長!!】進化は止まらない! 世界最長に返り咲く予定「777X」

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コメント

2件のコメント

  1. B777-300ERはANAのTYO発FRA行き夜行便NH203でお世話になりました。

    とはいえ前年のB787(座席2-4-2時代)から機材変更後だったので、比較して狭いことと窓際席だとトイレ行くのに二人またぐことになり難儀したのをよく覚えてます。

    LHのA340-600と機材設備等比較しても個人的に好きな機体ではなかったものの、座席配置2-4-3になってからはコロナ禍で乗れず仕舞いなのが残念です。

  2. 退役する航空機を購入するバカ政府

    今時代は787か350を選択するべきだろ

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