「原付2種」の電動キックボード登場 最高速度60km/h フルフェイスメット推奨

実際に乗ったら、かなり「バネ」がきいていました。

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原付2種モデルとなる「ZERO10X」(画像:SWALLOW合同会社)。

 電動モビリティセレクトショップを展開するSWALLOW合同会社が2021年1月から、原付2種登録の電動キックボードを販売します。

 同社はシンガポール Falcon社の電動キックボード「ZERO9」の日本仕様を原付1種(排気量50cc未満相当)として販売していますが、これに続くものとして、原付2種(排気量125cc未満相当)登録の公道走行可能なモデル「ZERO10X」を共同開発するといいます。

 原付2種のため30km/hの速度規制は適用されず、最高速度は60km/h。折りたたみも可能ですが、重量は35kgと大型です。また前後のサスペンションにより、悪路の走行も振動が少ないといいます。航続可能距離は最大60km、最大負荷は120kgとのこと。「フルフェイスヘルメット推奨」だそうです。

 日本で電動キックボードを公道で走らせる場合、一般的には原付の規格に合わせた保安部品を取り付けるなどしてナンバープレートを取得する必要があり、その多くは原付1種として登録されています。なお電動の場合、原付1種に相当するモーターの最大出力は600Wですが、2種だと1000Wになるとのこと。「ZERO10X」は500Wのモーターを2つ備えたデュアルモーター仕様です。

【了】

【写真】原付2種ナンバーがついた実車

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1件のコメント

  1. ナンバーやヘッドライトやウインカーやブレーキランプやら、キックボードに装備するんじゃなくて、それらを仕込んだプロテクターみたいなのを着させる。ドラゴンボールのフリーザ軍標準装備みたいなやつ。どうよ。重いか。ダサいか。