「ホームドア以外」も喫緊の課題に 転落事故が未整備駅で相次ぐ 対策の新技術あれこれ

首都圏の駅ではホーム転落事故を防止するホームドアが増えましたが、全体で見れば一部の駅に留まるうえ、整備には時間がかかります。そこで国土交通省は、ホームドア以外の対策についても検討を開始。様々なアイデアが挙げられています。

ICタグにQRコード スマホ時代ならでの様々なアイデア

 検討会で紹介された対策は次のとおりです。駅員への通報を目的としたものから、スマホを活用し個人の通行を補助するものまで、様々なアイデアが検討されています。

・ホーム先端への接近を、杖や腕章が振動して警告

 ホーム先端にICタグを埋め込み、利用者が近づくと、利用者が持つ杖がそのタグを感知し、震えて危険を知らせます。また別のシステムでは、利用者の足首にはめた受信機がICタグを感知、手首にはめたバンドが震えて危険を知らせます。現在、駅での実証実験に向けて、調整が行われています。

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ホーム先端であることを、振動で知らせるシステム(画像:国土交通省)。

・QRコードをスマホで読み取り、音声誘導

 点字ブロックなどに設置されたQRコードを読み取ることで現在位置を順次取得していき、あらかじめ設定した目的地まで、音声誘導が行われます。駅構内などでGPSによる位置取得の精度が低下するのを、実地のQRコードを読み取る方法で補った形です。東京メトロ有楽町線の辰己駅、新木場駅、JR新神戸駅で実証実験が行われています。

・カメラ映像からホーム先端の人間を自動認識

 ホーム先端にいる人間を監視カメラが画像認識で感知し、音声での注意喚起を行うとともに、駅事務室へアラートを送るシステムです。京急蒲田駅で実証実験中。

【画像】さまざまな「転落」対策のアイデア

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コメント

1件のコメント

  1. 「仕込み杖」は何十年も前から研究中との話を聞きますが一向に普及しません。 

    駅内の線路の画像認識は進めていただきたいですね。インコースにカーブしたホームでは列車から見つけるのも大変だと思われるので。

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