「ホームドア以外」も喫緊の課題に 転落事故が未整備駅で相次ぐ 対策の新技術あれこれ

首都圏の駅ではホーム転落事故を防止するホームドアが増えましたが、全体で見れば一部の駅に留まるうえ、整備には時間がかかります。そこで国土交通省は、ホームドア以外の対策についても検討を開始。様々なアイデアが挙げられています。

「転落してからの対策」も

 実証実験中のアイデアは他にもあります。

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ホームからの転落者を検知するカメラの例(2018年8月、草町義和撮影)。

・目の不自由な人の存在を、改札口で検知

 目の不自由な利用者が改札口を通過するのを、カメラ画像の自動解析により検知し、駅スタッフへ通知。必要に応じて声掛けや介助を行います。検知は、杖や車椅子の判定により行われます。近鉄の大和西大寺駅で実証実験が行われています。

 

・要介助者とサポーターが、アプリで「マッチング」

「マッチングクラウドサービス」に「要サポート者」と「サポーター」が事前にそれぞれ登録し、現地で介助が必要となった場合、付近にいるサポーターのスマホへ通知が入ります。タクシー配車サービスなどのシステムを応用したアイデアです。

・転落した利用者をカメラで自動検知、通報

 実際に転落してしまった利用者を、カメラ画像の自動解析により検知し、列車の非常停止などの緊急対応を速やかに行えるようにします。小田急や東急の一部の駅で運用されています。

「新技術等を活用した駅ホームにおける視覚障害者の安全対策検討会」では、2020年度内に意見を取りまとめる予定としています。

【了】

【画像】さまざまな「転落」対策のアイデア

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コメント

1件のコメント

  1. 「仕込み杖」は何十年も前から研究中との話を聞きますが一向に普及しません。 

    駅内の線路の画像認識は進めていただきたいですね。インコースにカーブしたホームでは列車から見つけるのも大変だと思われるので。

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