JCT合流部の車線絞り変更へ 阪神高速環状線「通行止め工事後」の姿 標識も一新

“環状”走行も分岐もしやすくなるかも。

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環状線リニューアル工事による終日通行止め区間と、中之島JCT、東船場JCTの位置(画像:阪神高速道路)。

 2020年11月10日(火)から20日(金)まで、梅田~夕陽丘間で終日通行止めのリニューアル工事が実施されている阪神高速1号環状線、その「工事後」の姿が阪神高速道路から発表されました。次の箇所で、合流の形状が変更されます。

・中之島JCT(環状線・11号池田線)合流部
 環状線側は2車線のままで合流に変更。従来は池田線との合流前に1車線へ減少していた。変更後は環状線側から北浜出口・守口方面へ向かう車両の左車線移行が減少することで、車線移行の錯綜が軽減され、事故や渋滞の緩和が期待される。

・東船場JCT(環状線・16号大阪港線)合流部
 環状線側は2車線のままで合流に変更。従来は大阪港線との合流前に1車線へ減少していた。変更後は環状線側から湾岸線・神戸線方面へ向かう車両の左車線移行が減少することで、車線移行の錯綜が軽減され、事故や環状線側の渋滞緩和が期待される。

 これらの変更は、西船場JCTの「信濃橋渡り線」および6号大和川線が開通した後の交通状況の変化や、車線移行時の車両接触事故発生状況を踏まえたものだそうです。

 また、リニューアル工事では案内標識も生まれ変わります。たとえば中之島JCT合流部から天神橋JCT分岐部のあいだでは、出口案内標識の矢印を青色とし、出口車線にも青色のカラー舗装を施されます。また、JCT分岐案内において、環状線から分岐する路線のルートマークの色を反転させ、分岐路線の案内がより注目されやすいようにするということです。

【了】

【画像】「環状」走りやすくなるぞ! JCT合流部ビフォー・アフター

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