「灯油にガソリン混入」「ガソリンに灯油混入」なぜ起こる 使ったらどうなるのか

千葉県で、ガソリンが混入した灯油が販売され、地元の消防や石油元売りが注意喚起と回収に乗り出しています。一方、灯油が混入したガソリンが販売される事例もしばしば報じられます。なぜ起こり、どう危険なのでしょうか。

灯油混入ガソリンは燃えにくい

 石油連盟によると、「灯油が混入したガソリン」の場合、「ガソリンが混入した灯油」とは逆に、燃えにくくなるそうです。

 クルマで使った場合はエンジンを傷め、走行中に停止する恐れもあるとのこと。また、近年のクルマのエンジンは電子制御されているため、そのコンピューターも狂い、大きな損害につながりかねないといいます。もし発覚した場合は、使用を停止し、ガソリンを抜き取ったのちエンジンを清掃するといった対策が必要だそうです。

 このような「灯油が混入したガソリン」が販売される事例の多くは、スタンドでタンクローリーから石油を荷卸しする際のミスが原因だといいます。スタンドの地下には、それぞれの燃料を貯蔵するタンクが埋まっていますが、そこに誤った油種を入れてしまうケースが、対策を講じているものの、稀に発生しているとのこと。

 今回のように、タンクローリー内で灯油にガソリンが混入した事例はレアケースとはいえ、荷卸し時のミスに起因する「灯油へのガソリン混入」も起きており、資源エネルギー庁は特に危険な事例としています。

 なお、石油連盟によると、このような事案が発覚した場合には、販売したガソリンスタンド、およびその石油元売り会社が、賠償を含め対応するというルールができているそうです。

 ちなみに、誤ってバイクへ灯油を入れてしまった経験がある40代男性によると、エンジンはかかったものの、明らかに異臭がしたため、灯油だったことに気づいたと話します。すぐにエンジンを停止し、燃料を抜き取り、大事には至らなかったそうです。

【了】

【画像】古くなった灯油も注意! 「不良灯油」の見分け方

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コメント

1件のコメント

  1. 軽に軽油でどうなるか、もお願いします。セルフの給油所が多いことですし。

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