環七 環八…一から六はどこ? 東京の環状道路 未開通区間は今 構想からほぼ1世紀
環5は「2路線」ある
●環状5号線(環五)
・区間:「環5ノ1」渋谷区広尾五丁目~北区滝野川二丁目(約13.9km)、「環5ノ2」北区王子二丁目~荒川区荒川五丁目(約4.3km)
環状5号線の本線部は計画上「環5ノ1」「環5ノ2」の2路線に分かれますが、いずれも大部分が明治通りに該当します。環5ノ1は、新宿や池袋付近で、本線部の未開通区間について工事が進められています。
●環状6号線(環六)
・区間:品川区東品川二丁目~板橋区氷川町(約20.5km)
山手線の西側を南北に結ぶ山手通りに該当します。かつては「環六」の名でも呼ばれました。
●環状7号線(環七)
・区間:大田区平和島~江戸川区臨海町(約52.5km)
ほぼ全線が「環七通り」。1985(昭和60)年に全通しました。
●環状8号線(環八)
・区間:大田区羽田空港~北区赤羽(約44.2km)
環七の外側の、西半分を南北に結んでいます。2006(平成18)年に全通しました。
※ ※ ※
これら環状道路の計画は、もともと1927(昭和2)年、関東大震災後の復興計画で構想されました。それから93年、環状2号、3号、4号、5号線には未だ未開通区間が存在します。それぞれどのような場所で、どういった工事が進められているのでしょうか。
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