台湾人8000人による都道府県「認知度」ランキング 栃木が最下位に 「行きたい」も苦戦

認知度上位は東京・大阪・京都・奈良…

 都道府県別の「認知度」(複数回答、回答時に「非認知」を選択)は、東京(1.94%)が首位に。以下、大阪(1.95%)、京都(2.23%)、奈良(2.58%)、沖縄(8.47%)という結果となりました。ワースト5は、岩手(34.75%)、徳島(35.16%)、島根(35.87%)、石川(36.13%)で、最下位は栃木(39.71%)でした。

 栃木はブランド総合研究所が10月に発表した第15回「地域ブランド調査2020」でも47位でしたが、今回の調査の「行ってみたい」「認知度」どちらの設問でも苦戦しています。

 ジーリーメディアグループは、調査結果の前提として、外国人旅行客は都道府県や市町村の境を気にせず特定の観光スポットや地域全体を目的地と捉えているため、都道府県ごとの人気度や知名度は、必ずしも実際のそれとは一致しない部分もあるとしており、今回の結果も、傾向を捉えるための参考データとして公開したといいます。

 認知度は低くても、その県を訪れたことのある人は再来訪の意欲が高くなる傾向もあるとのこと。たとえば最下位の栃木県を訪ねたことのある回答者(1183人)に限定して集計すると、全体(5.15%)の3倍近い16.65%が「コロナ禍が収束したら行ってみたい都道府県」で栃木県を挙げています。

「海外旅行を計画しているか」の質問では、「はい」が28.2%、「具体的な計画はないが情報収集中」が47.6%、「いいえ」が24.1%でした。

【了】

【結果】台湾人による「行ってみたい」「認知度」都道府県ランキング

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. 外国人に「県」を意識させるかね?フランスにも県はあるけど日本人は意識してるかね?