もうすぐ就役の“最新鋭空母”海上での試験の様子を動画公開 巨大なイカリや派手に散水する映像なども! アメリカ海軍

アメリカの造船会社であるHIIは2026年2月13日、ジェラルド・R・フォード級原子力空母の2番艦である「ジョン・F・ケネディ」の海上試験の映像を公式YouTubeチャンネルで公開しました。

飛行甲板で派手に散水してる様子などを公開

 アメリカの造船会社であるハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)は、2026年2月13日、ジェラルド・R・フォード級原子力空母の2番艦「ジョン・F・ケネディ」の海上試験の映像を公式YouTubeチャンネルで公開しました。

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試験中の空母「ジョン・F・ケネディ」(画像:HII)

 HIIは今回投稿した動画について、「『ケネディ』が初めて航行に出た様子と、引き渡しに向けたこの重要な工程を支えるチームワークと高度な技術力を紹介している」と説明。「技術的成果にとどまらず、この動画は造船の“人”の側面、そして長年にわたる匠の技がいかに形となったかも伝えている」とアピールしています。

「ジョン・F・ケネディ」は、アメリカ海軍への引き渡しに先立ち、艦艇および各種システムを試験する目的で1月下旬にバージニア州の造船所を出港し、海上で各種試験を実施していました。

 今回公開された映像はその試験中のもので、HIIの職員のほかアメリカ海軍の軍人も実際に乗艦し、推進力、操舵力、航行能力、消火能力、アンカー(錨)の作動などのテストを行っている様子が紹介されています。

 機密に関わらない範囲とはいえ、巨大な原子力空母用アンカーを下ろす様子や、空母甲板上や艦橋付近の消火装置が一斉に消火剤や水を放出する様子など、貴重な映像も公開されました。同艦は2026年中に暫定受領(プレリミナリー・アクセプタンス)が行われる予定で、その後は海軍の管轄下に移り、追加試験や調整を経て就役する見込みです。

 ジェラルド・R・フォード級原子力空母の2番艦「ジョン・F・ケネディ」は、姉妹艦「ジェラルド・R・フォード」と同様に発電能力の高い新型原子炉を備え、EMALS(電磁式航空機発艦システム)やAWE(先進兵器エレベーター)などの新技術を積極的に取り入れた世界最大級の空母です。

 ただし、「ジョン・F・ケネディ」では、「ジェラルド・R・フォード」で発生した問題を建造段階で解決するため、電磁カタパルトや兵装用エレベーターなどの技術的課題への対応を改めて実施しました。その影響もあり、当初は2020年に就役予定でしたが、現在の就役予定は2027年3月まで延期されています。

【画像】試験中の空母「ジョン・F・ケネディ」

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