時差通勤で実質20円引き 通勤特急は停車駅追加も予定 JR西が通勤電車改革に本腰

時差通勤でICOCAポイントを還元します。

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大阪環状線の323系電車(画像:写真AC)。

 JR西日本は2020年12月16日(水)、「『新しい通勤スタイル』のご提案」と題し、京阪神エリアの通勤電車に関する一連の施策を発表しました。主な内容は次の通りです。

・時差通勤でICOCAポイント還元

 平日の朝に、対象発駅エリア内の駅で通勤用のICOCA定期券により入場後、ピ
ーク後の時間帯(たとえば9時30分~10時30分)において対象着駅で出場した場合、利用1回ごとにICOCAポイントを20ポイント還元します。なおICOCAポイントは1ポイント1円として利用可。

 対象となる発駅は主に京阪神エリア(西は播州赤穂、南は和歌山、東は米原)、着駅は大阪環状線を中心とした33駅(新大阪~尼崎など含む)です。ICOCA定期券区間内の駅相互間を利用した場合に限ります。期間は2021年4月1日(木)からの1年間で、詳細は後日改めて発表するとのことです。

・駅や列車の混雑状況の情報提供

 主な線区・区間の列車の時間帯別混雑状況、および主な駅の利用状況を、ウェブサイトやツイッター、駅、スマートフォンアプリ「WESTER(ウェスター)」などで配信。

・通勤特急サービスの充実

 混雑回避・着席ニーズの高まりを受け、通勤特急における指定席車両のさらなる拡大、停車駅の追加などを予定。

 なお、時差通勤のICOCAポイント還元サービスは、通学定期や磁気券、こどもICOCAは対象外です。

【了】

【路線図】時差通勤でICOCAポイント還元 対象エリア

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