「らくラクはりま」大久保停車 「はるか」南草津・山科に終日停車 JR近畿圏特急ダイヤ改正

通勤と旅行、両方の利便性が向上します。

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特急「らくラクはりま」に使用される289系電車(画像:JR西日本)。

 JR西日本は2020年12月18日(金)、京阪神エリアを発着する特急について、2021年3月のダイヤ改正の内容を発表しました。

 朝夕ラッシュ時に、姫路~大阪間で運転されている通勤特急「らくラクはりま」は、発着駅が大阪駅から新大阪駅に延長されます。また、新たに大久保駅に停車します。朝の列車は大久保駅で普通列車と待ち合わせをするため、姫路~大久保間の各駅利用者の乗り継ぎが便利になります。

 関空特急「はるか」と通勤特急「びわこエクスプレス」は、琵琶湖線を走行する列車が全て南草津駅と山科駅に停車するようになります。また、8時19分に京都を出発する「はるか11号」は運転区間を延長し、野洲発7時51分となります。

 主に福知山線で運転される特急「こうのとり」は、18時~20時台に新大阪駅を出発する3便が西宮名塩駅へ新たに停車します。

 和歌山方面の特急「パンダくろしお」は、新大阪9時03分発・白浜11時37分発を、新大阪7時33分・新宮11時58分に繰り上げ・運転区間延長となり、毎日同じ時刻で運転されます。

 京都~天橋立間を運行する「はしだて」は、日帰り旅行に便利な朝夕の上下線列車の時刻を変更し、現地滞在時間が3時間25分から5時間6分と長くなります。

 北陸方面の特急「サンダーバード」は4往復、和歌山方面の特急「くろしお」は3往復がそれぞれ臨時便となり、通常時は金土日祝のみ運転となります。

 北近畿方面の特急「こうのとり」は2往復、「きのさき」は1往復がそれぞれ臨時便となり、通常時は土日祝のみ運転となります。

 その他、「はるか」でも運行本数の見直し、時刻の変更が行われます。

【了】

【時刻表】停車駅増加、運転区間延長…トピック目白押しの特急ダイヤ改正

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1件のコメント

  1. それよりも「Aシート」どうなったの?