「死神」と呼ばれた機関車 その仕事はもうすぐ終わりか? コウノトリでもある機関車

JR東日本には「死神」と呼ばれる電気機関車があります。「双頭連結器」といった特殊な装備を持つのが特徴ですが、近い将来に、その「死神」が引退するかもしれません。またこの「死神」、「コウノトリ」の一面も持ちます。

異なる連結器

「死神」という俗称を持つ機関車があります。JR東日本のEF64形電気機関車1000番台のうち、1030、1031、1032号機の3両です。

 この3両は「双頭連結器」といった特殊な装備を持ち、引退した電車をけん引。解体工場へ運ぶ仕事をしていることから、鉄道ファンのあいだで「死神」と呼ばれることがあります。

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武蔵野線用205系電車をけん引するEF64形1032号機(画像:photolibrary)。

 一般的に、機関車と電車をそのまま連結することはできません。連結器が違うからです。

 機関車や貨車は「自動連結器」を、一般的な電車(モーターを搭載し自走できる車両)は「密着連結器」を使っています。

 このため、機関車に電車を連結してけん引するには、工夫が必要です。

 その工夫が「双頭連結器」です。自動連結器の車両にも、密着連結器の車両にも連結が可能。「死神」と呼ばれるEF64形1000番台の3両はこれを備えることで電車のけん引を容易にし、解体工場へ運んでいます。

【写真】どっちでも連結OKな「死神」の「双頭連結器」

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4件のコメント

  1. 双頭連結器の画像キャプションにある「密着自動連結器」は、正しくは「密着連結器」ですね。

    • ご指摘ありがとうございます。修正しました。

  2. 本当に鉄道が好きだとするならば、死神とか悪い言い方はなるべく控えよう

    • 今の日本では「死神」も萌えキャラの内ですけどね。