見られなくなるかも 房総地区の209系2000・2100番台10両編成 かつての京浜東北線を彷彿
JR東日本幕張車両センターの209系2000・2100番台は、朝夕を中心に内房線と外房線で6両と4両を連結した10両編成で運転しています。しかし新型車両のE131系が営業運転を開始することにより、10両編成が見られなくなるかもしれません。
内房線と外房線で見ることができる209系10両編成
JR東日本幕張車両センターには209系2000・2100番台の電車が配置されています。房総・鹿島地区の113系電車や211系電車を取り替えるために京浜東北・根岸線用の209系0番台を改造したものです。2009(平成21)年10月から営業運転を開始し、2020年4月現在で4両編成42本と6両編成26本が在籍しています。2000番台と2100番台はドアエンジンの差異によるもので、2000番台は4両編成のクハ209形とクハ208形のみ存在します。
209系2000・2100番台は、総武本線(千葉~銚子間)や内房線、外房線などの房総・鹿島エリアの普通列車に使用されています。4両や6両の単独で運転されるほか、内房線や外房線では4両と4両を連結した8両編成や4両と6両を連結した10両編成で運転されています(8両編成は成田線でも運転)。10両編成が走るのは貫通編成ではないものの、かつての京浜東北線・根岸線を走行した改造前の209系0番台を想起させます。
しかしこの、209系2000・2100番台での10両編成は見られなくなってしまうかもしれません。
JR東日本では新型車両のE131系電車2両編成12本(24両)の営業運転を、2021年3月13日(土)のダイヤ改正から鹿島線の佐原~鹿島神宮間と日中時間帯を中心とした内房線・外房線の木更津~安房鴨川~上総一ノ宮~安房鴨川間で開始する予定です。
これにより209系2000・2100番台に余剰が発生することになります。具体的な置き換え計画は発表されていませんが、コロナ禍による利用客減少もあり、車両に何らかの動きがあることが予想されます。
なお内房線と外房線では、京葉車両センターのE233系5000番台とともに、209系500番台を使用した京葉線との直通列車も運転されています。また、中央快速線では209系1000番台の10両編成を見ることができます。
【了】
余剰が出ることと10両編成が無くなるということが結びつかない。反面、209系が4両で使われることもなくなると言われ、知り合いの外房線ユーザーは今から喜んでいる。
なぜ余剰となるのかな?
千葉県内 ラッシュの緩和の為にに回せば良いのでは?
組み方によるとは思うけど4+6両の運用を増やせば 外房 成田線かなりの混雑緩和になる
鹿島線 東金線には6両までしか入れないけど 9時の段階で4両東金線直通は混むので車両数を増やして欲しい。
なんで鉄道マニアってすぐに減車したがるんだろうなぁ
運行コストのほとんどは車両の減価償却費とか乗務員の人件費とかの固定費なんだから、何両で動かしても大して節約にはならんと思うが
現時点で増解結は木更津、上総一ノ宮より
千葉で行われるケースの方が多いはず。
正しく言うのであれば、「末端区間で〜」
と言う表現が正しいはず。他の方々も
言っている様に、朝夕のラッシュ時
内房、外房共に混雑が激しい。一方で
6両編成で運用されるものも少なくない。
この混雑の緩和に回されるのが妥当だと
考えられる。
がみさんをはじめ、詳しい方々と動画
投稿をされている貴社ならば、まずは
彼らと考えるべきではないだろうか。
この混雑具合は割と有名なので、彼らなら
知っていることだろう。