海保 最大級のヘリ搭載巡視船「あかつき」竣工 南西諸島の警備で鹿児島へ

東シナ海方面の警備体制強化が目的です。

第十管区4隻目のヘリ搭載巡視船が就役

 海上保安庁は2021年2月16日(火)、長崎県にある三菱重工長崎造船所でヘリコプター搭載型巡視船「あかつき」が引き渡されたことを発表しました。配属先は第十管区海上保安本部の鹿児島海上保安部です。

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ヘリコプター搭載型巡視船「あかつき」。大きさは、排水量約6500トン、全長約150m、幅約17mで、れいめい型巡視船の2番船として建造された(画像:海上保安庁)。

 巡視船「あかつき」は、れいめい型巡視船の2番船として、2017年度予算で建造された船で、40mm単装機銃を2基、20mm多銃身機銃を2基装備するほか、「スーパーピューマ225」型ヘリコプター(愛称:あおわし)を搭載します。

 なお通常、搭載するヘリコプターは1機のみですが、緊急時などの際は2機搭載でき、格納庫や発着甲板の移送レールなども2機分用意されています。ほかにも、停船命令等表示装置、遠隔監視採証装置、遠隔放水銃などを備えています。

【了】

【写真】「あかつき」が搭載するベストセラーヘリコプター

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