今年も販売 北海道内の特急自由席OK「北海道&東日本パス」のオプション券

空いていれば、新青森~新函館北斗間の新幹線も乗れます。

組み合わせるオプション券の枚数に制限なし

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特急「おおぞら」に使われるキハ283系ディーゼルカー(2009年10月、恵 知仁撮影)。

 JR北海道とJR東日本は2021年も、企画乗車券「北海道&東日本パス」と組み合わせると北海道新幹線や北海道内の特急列車が利用できる「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を販売します。

「北海道&東日本パス」は、JR北海道とJR東日本の普通列車(快速含む)の普通車自由席やBRT(バス高速輸送システム)が連続7日間乗り放題になるきっぷ。青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行も利用可能です。値段は大人1万1330円、子ども5660円。2021年の販売期間と利用期間は次のとおりです。

●春季
・販売期間:2月20日(土)~4月16日(金)
・利用期間:3月1日(月)~4月22日(木)
●夏季
・販売期間:6月20日(日)~9月24日(金)
・利用期間:7月1日(木)~9月30日(木)
●冬季
・販売期間:12月1日(水)~2022年1月4日(火)
・利用期間:12月10日(金)~2022年1月10日(月・祝)

「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、有効な「北海道&東日本パス」と組み合わせることで、北海道新幹線(新青森~新函館北斗)の空いている席と、北海道内の特急列車の普通車自由席が1日間乗り放題になります。なお、1枚の「北海道&東日本パス」に対して組み合わせるオプション券の枚数に、制限はありません。また、新青森~新函館北斗間以外の区間にまたがって新幹線を利用する際は、新幹線乗車全区間の運賃と料金が必要です。

 オプション券の値段は大人6110円、子ども3050円。利用期間は「北海道&東日本パス」と同じですが、お盆期間と年末年始を除きます。販売はそれぞれの時季の利用期間最終日まで行われます。

「北海道&東日本パス」「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」とも、JR北海道、JR東日本の主な駅などで販売されます。

【了】

【特例区間】特急・急行列車の普通車自由席に乗車可

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コメント

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2件のコメント

  1. 日帰りで青森、次の日は仙台往復、また次の日も新潟に行ってその日のうちに帰ってくる…なんてことをやっていたら地域の観光が振興しませんね…

    • 地域振興云々言ったところでそもそも周遊券を使って来る人間を当てにする方がそもそも間違っていますよ。彼らの費やす金なんてそもそも高が知れています。周遊券利用の日帰り客は観光業の敵だ云々言う方がある意味ナンセンスです、観光業経済に与える影響力が小さすぎてはっきり言ってどうでもいいです。観光公害への配慮の必要こそあれ、彼らの落とす金の小ささを論難しても無駄ですよ。
      それに東日本北海道パスを使って各地の観光地を行脚するケースも容易に想定できますし、その過程である程度お金が地域に投げ込まれることはあります。
      私の場合はパスを使った上で、仙台牛タン→三陸鉄道→大湊→青森→リゾートしらかみ→横手焼きそば→秋田内陸循環→北海道新幹線→小幌秘境駅→札幌サッポロビール園とそれなりに当該地域を楽しむことはできましたし、その上で一定程度金が落ちていることも事実です。夜行列車がもはや存在しない以上宿泊もしましたよ。
      確かにケチ旅行と言われたら否定はしませんが、周遊券利用者が全くお金を落とさないという想定も誤りでしょう。リピーター確保云々の兼ね合いもありますしね。
      周遊券で来る人間にもあの手この手で小金を使わせる(それに見合うだけの価値をケチな客に対しても見せつけられる)観光地造成を行いつつ、大口顧客を囲い込む戦略こそが大切でしょう。