ホンダが先陣「自動運転レベル3」新型レジェンド “操縦主体はシステム”で何が変わる

ホンダが最高級セダン「レジェンド」を刷新し、量産車で世界初となる自動運転「レベル3」の機能を搭載しました。これまでの「レベル2」と比べ、走行中の車内の過ごし方も大きく変わりそうです。

走行中にテレビ視聴OK! 取り締まられないの?

「Honda SENSING Elite」では、高速道路や自動車専用道において渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援システム(LKAS)が作動中に一定の条件を満たすと、ドライバーがハンドルから手を離した状態でも運転を支援してくれます(ハンズオフ機能)。このなかで、レベル3に該当する前出した「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」が作動するのは、渋滞中に限られます。

「ハンズオフ機能付車線内運転支援機能」で走行中、渋滞に遭遇すると、一定の条件下でドライバーに代わってシステムが周辺を監視しながら、アクセル、ブレーキ、ステアリングを操作。システムは先行車の車速変化に合わせて車間距離を保ちながら同一車線内を走行、停車、再発進します。

 この際、ドライバーはナビ画面でのテレビやDVDの視聴、目的地の検索などのナビ操作をすることが可能になります。従来であれば、運転中にこうしたことをすれば取締りの対象ですが、自動運転に対応した道路交通法の改正により可能になったとのこと。トラフィックジャムパイロットが終了し、ドライバーにハンドルを持ち運転するようシステムが要請する際は、「テレビをとめて」ほしい旨も要請するそうです。

 ただ、周りのドライバーはもちろん、取り締まる警察にも、そのクルマが自動運転のクルマであることは一見してわかりません。そのため、国土交通省の要請により、自動運転車であることを示す「AUTOMATED DRIVE」と書かれたステッカーが車体後部に貼られます。

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自動運転車ステッカー(画像:国土交通省)。

 なお、新型レジェンドの価格は1100万円。一般販売ではなくリースで限定100台が展開されます。

 世界初の量産「自動運転車」がなぜレジェンドという高級車なのかということについて、ホンダの杉本さんは「エアバッグもレジェンドから装備されていきましたし、衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)も、当たり前の技術になるまで15年ほどかかりました。レベル3は将来的に必ず普及し、コストは着実に下がっていきます」と話します。

【了】

【ギャラリー】新型レジェンド内外装をチェック!

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コメント

1件のコメント

  1. システムのアップデートで、少しずつ動作速度の上限を緩和していけばいい

    新幹線を使わなくても、長距離移動がラクになるのが楽しみだ

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