座席が上下する京阪5000系電車 6月引退に向けお別れ企画 臨時列車で撮影会&洗車体験
引退記念ヘッドマークが掲出されます。
2021年1月に5扉での営業運転を終了
京阪電鉄は2021年3月24日(水)、京阪本線・鴨東線・中之島線を走る5000系電車が6月に引退するのにあわせ、臨時団体列車を運転すると発表しました。
第1弾「5000系さようなら淀車庫撮影会」は、4月11日(日)・24日(土)に開催。中之島駅から淀駅まで臨時団体列車に乗車後、淀車庫で車両撮影会を行います。申し込みは3月26日(金)12時30分から「e-kenetマーケット」で。参加費は6000円(税込)、定員は各回60人です。
第2弾「5000系ありがとう寝屋川車庫洗車体験会」は、5月16日(日)・29日(土)に開催。中之島駅から臨時団体列車に乗車し、寝屋川車庫の車窓見学・洗車体験を経て三条駅まで移動します。申し込みは4月23日(金)12時30分から「e-kenetマーケット」で。参加費は4000円(税込)、定員は各回140人です。
5000系は、ラッシュ時には5扉すべてを使用して乗降をスムーズに、それ以外の時間帯は2扉を締め切り扉上部に格納していた座席を降ろして座席数を増やせるのが特徴です。1970(昭和45)年12月に運転を開始。2021年1月29日(金)に5扉での営業運転を終了しました。
今回の両イベントでは、5551-5601編成(7両)が臨時団体列車に使われますが、3扉での運転となり、座席昇降の実演はありません。
イベントとは別に、3月27日(土)から6月までの約3か月間、5551-5601編成に引退記念ヘッドマークが掲出されます。
【了】
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