スエズ運河で座礁の20万トン超え大型船 船尾が離岸へ 航行再開の兆し
スエズ運河が航行可能になるまで、もうひと息です。
スエズ運河庁 船体の移動に成功
エジプトのスエズ運河庁は2021年3月29日(月)、運河内で座礁し、航行不能に陥っていた20万トン超えの超大型船「エバーギブン」について、船尾の離岸に成功したと発表しました。
船尾は運河の土手から102m離れたとのことで、満潮を利用して船体を水路の中ほどに動かし、船首も離岸させて航行可能な状態に戻すとしています。
「エバーギブン」は全長約400m、幅59m、総トン数は約22万トンのコンテナ船で、台湾の長栄海運(エバーグリーン)が運航、愛媛県の今治市に所在する正栄汽船が所有しています。
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