遠さも強み? 福岡もう一つの玄関口「北九州空港」コロナ禍に存在感 なぜかセレナが鎮座
福岡県の空の玄関といえば福岡空港ですが、同県にはもうひとつ、旅客便が発着する北九州空港があります。博多に至近の福岡空港に比べてアクセス性は劣るものの、ならではの「強み」が存在します。
北九州空港の内部とは 巡ってみた
北九州空港は3階建てで、1階が到着ロビー、2階が出発ロビーと土産店、3階には展望デッキや飲食店があります。空港ビルはコンパクトな作りとなっており、たとえば到着口を抜けるとすぐにレンタカーの受付があるなど、導線も工夫されています。
また、最上階の南側展望デッキには足湯もあります(2021年4月現在は新型コロナの影響で休止中)。大分空港や鹿児島空港にも足湯はありますが、デッキにあるのは北九州空港ならではです。
そして2021年現在の北九州空港でもっとも目を引くものが、出発ロビーに堂々と飾られている日産「セレナ」です。これはセレナの国内向け新車が同空港にほど近い、京都郡苅田町にある日産自動車九州で製造されていることに由来しています。このほか同工場では「エクストレイル」が、同地域にある日産車体九州では、国内向けの「エルグランド」と「NV350キャラバン」が生産されているとのことです。
【了】
※一部修正しました(4月8日18時28分)。
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