お値段ウン百万円超「ビジネスジェットチャーター」 コロナ禍は普及元年になるか? ANA

超上級国民じゃなくても乗るパターンも増えているようです。

コロナ禍でも増益

 ANA(全日空)グループと双日が、「ビジネスジェット(プライベートジェット)」を用いたチャーター(貸し切り)便運航事業について報道陣向けの概要説明会を、2021年4月9日(金)に実施しました。

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ボンバルディアグローバル7500。ANAビジネスジェットでチャーターできる「大型機」の代表例(画像:ANA)。

 ANAグループでは2018年、双日と共同で「ANAビジネスジェット」を設立しました。これまで同社をはじめとするビジネスジェットチャーター事業では、柔軟なスケジュール設定や出入国検査の大幅短縮などによる時間面のメリットに加え、秘匿性の高い移動といったところが強みでしたが、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、状況が大きく変わってきています。

「まだまだ欧米と比べて規模は小さいものの、ビジネスジェットには、潜在需要があると考えています。利用者からのお問い合わせは年々増えており、予想より早く黒字化も果たし、コロナ禍でも増益しています。新型コロナ前は業務での出張や富裕層による旅行が多く、6割がエリアチャーター(旅客定期便で海外に行き、そこからビジネスジェットをチャーター)でした。一方、コロナ禍では富裕層の利用はもちろんのこと、『どうしても海外に仕事でいかなければいけない』方々などに利用いただいたほか、定期便の薄い発展途上国を中心に、海外駐在員の帰国などに使用されるといった方向にシフトしています」(ANAビジネスジェット片桐 純代表取締役社長)

 片桐社長は「コロナ禍以前のような海外渡航の需要は考えにくいですが、今後もフェイストゥフェイスでの海外商談の機会も少ないながら発生すると予想される」といいます。「時間短縮はもちろんのこと、専用の空港ターミナルや機内といった面で、ビジネスジェットは、感染リスクの低い移動手段たり得るのではと考えている。さらなる需要の拡大を確信している」と今後の予想を話します。

 なお、同社でチャーターする場合、東京~札幌線を往復するとなると小型機(5席程度。ホンダジェットなど)で約300万円、中型機(8席程度。セスナのCitation Sovereignなど)で約600万円。より大型(ベッドルーム付きで6,7人が搭乗。ボンバルディアグローバル6000など)のビジネスジェットで、東京~ニューヨーク往復するとなると約3900万円といった価格が一般的とのことです(値段は1機あたりのもの)。

【了】

【解剖】いろいろあるチャーター方法&コロナではどう変化?

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