最新鋭機「エアバスA350」ブラジルでは早くも退役!? LATAMブラジルのCEOが異例の声明

日本ではやっとJALの主力機になりかけているというのに…

LATAMグループでは2015年にA350を導入

 LATAM航空ブラジルのジェローム・キャディエCEO(最高経営責任者)が現地時間2021年4月8日(木)、同社が保有するエアバスA350を月内に即時退役させることを名言したと、複数の海外メディアが報じています。

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LATAM航空グループのエアバスA350(画像:LATAM航空)。

 LATAM航空グループでは、2015(平成27)年からエアバスA350を導入。2021年4月現在は、11機を保有しています。

 A350は、2013(平成25)年に初飛行したエアバス社の最新鋭ツインアイル(複通路)旅客機のひとつです。たとえばJAL(日本航空)では2019年に初号機が導入されるなど、まだ世界的に見ても非常に新しいモデルです。

 4月9日現在、同社からの公式報道発表はないものの、これが正しければ、「機齢の若い次世代フラッグシップモデルが退役する」という異例の出来事となります。なお、LATAM航空グループは2020年5月、新型コロナウイルスの影響をうけ日本の民事再生法に相当するアメリカ連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請。つまり「破産からの経営立て直し」のさなかです。この異例の決定も、この一環と見られます。

【了】

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1件のコメント

  1. ごく単純に、旅客数の減少に合わせてリース料が高い飛行機から無くそうとして、そうなっただけでは?