東急が「生きがい提供」「終活」を事業化 ノンストップでなくワンストップがポイント

東急が新事業を開始し、その会社を設立。簡単にいえば「人生最終章をより豊かにスマートに送る」ことを助けてくれるコンシェルジュ的なサービスで、観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の旅を提案する、といったことも考えられるそうです。

「ワンストップ」が大きなポイント

 そうした“第2の人生”における課題について、東急ラヴィエールはワンストップサービスを提供することも特徴。「とりあえず東急ラヴィエールに相談すればいい」という形にすることで、利用者は手間が減ります。今回の事業化の背景には、高齢化が進む沿線で、「ライフイベントに寄り添うワンストップサービス」のニーズが高まっていることがあるそうです。

 またワンストップサービスの提供によって、鉄道を中心に様々な事業を展開してきた東急グループの“窓口”に、東急ラヴィエールがなることで、東急グループの事業活性化につなげることもできます。

 東急グループは移動、流通、ホテル、デイサービス、老人ホームなど多様なサービスを提供。そうしたなかラヴィエール事業では、仕事を引退し時間に余裕ができた“第2の人生”に、伊豆や北海道で運行される東急の観光列車「THE ROYAL EXPRESS」の旅を提案し、生きがいづくりのお手伝いをさせてもらう、といったことも考えているといいます。

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東急ラヴィエールのメインビジュアル(画像:東急)。

 ただ、そこで東急ラヴィエールが提供するサービスはグループ内のものに限られているわけではなく、地域の事業者などと連携することも想定。沿線地域の活性化に繋がるかもしれません。

 また、東急沿線在住者を利用者に想定したサービスですが、必ずしも東急沿線在住者だけが対象というわけではないとのこと。

 東急ラヴィエールは2021年4月から、初期サービスとして「お別れプロデュースサービス(仮称)」の提供を限定的に開始。順次、サービスの拡張を予定しているそうです。

【了】

【写真】東急にも「ドクターイエロー的車両」あるんです【なんだかちょっと楽しそう】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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