2021年GW初日 羽田空港の様子は? ANA国内線利用者は昨年比8倍 拠点のT2は賑わう
もちろんコロナ禍以前の賑わい!とはいきませんが…。
29日のANA国内利用者数は6.3万人
2021年ゴールデンウィーク初日となる2021年4月29日(木、祝)、羽田空港の様子はどのようになっているのでしょうか。ANA(全日空)が乗り入れる第2ターミナルは、午前8時頃から、朝の出発ラッシュを迎えています。
4月25日(日)より東京都内は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発出されていますが、ANAグループ国内線では、この日約6.3万人の予約が入っているそうです。
ゴールデンウィーク通しての予約数は1日あたり平均5.9万人で、この数値は、新型コロナウイルス感染拡大前となる2019年と比べると約4割で、一度目の緊急事態宣言が発出されていた2020年比では約7.5倍とのこと。平時のラッシュほどではないものの、昨年よりは利用者数が回復しつつあるといえるでしょう。
「宣言発出以来、1割程度の予約減少が見られますが、ほぼ満遍なく引き続きのご予約がある状況です。おしなべるとこのゴールデンウィークの予約率は、5割程度となっています。お客様に協力いただきながら、感染防止策を徹底していきたいと思います」(ANAエアポートサービス 久沢弘太郎旅客サービス部長)
なお今年のゴールデンウィークのANA国内線は、計画の77%の便数で運航。ピーク日は、5月1日(土)と、最終日の5日(水)とされています。
ANAをはじめ国内航空会社では、利用者やスタッフのマスク着用や、空港カウンターにパーティションを設置。このほか、空港内の各所に消毒液を設置するなどの衛生対策を講じています。なおANAでは、2月より国内線用機材に、持続性の高いウイルス除去剤を使用した定期的消毒をはじめているほか、4月より国内空港の自動チェックイン機のタッチパネルに抗菌フィルムを取り付けるなどの対策を講じています。
【了】
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