煙で新型コロナ対策の換気 難しく SL列車が運行終了 JR西「SL北びわこ号」

JR西日本の「SL北びわこ号」運行終了です。

試運転は今後も北陸本線で

 JR西日本が2021年5月21日(金)、「SL北びわこ号」の運行を終了すると発表しました。

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C56形160号機による臨時列車「SL北びわこ号」(1997年10月、恵 知仁撮影)。

「SL北びわこ号」で使用している車両では、煤煙の影響が少ない換気が難しく、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を十分に行う見込みが立たないこと、また部品の入手、保守に苦慮していることが、その理由といいます。

「SL北びわこ号」は1995(平成7)年から北陸本線の米原~木ノ本間で運転を開始。2020年春から、新型コロナウイルスの影響で運転を休止していました。

 また「SL北びわこ号」に使用されている車両(12系客車)は、国鉄時代の1969(昭和44)年から製造されたものです。

 なおJR西日本は、「SL北びわこ号」の営業運転が終了しても、SLを検査したのちに行う本線試運転では、これまで通り北陸本線を走行する予定としています。

【了】

【写真】「SL北びわこ号」で使われている「12系客車」の車内【昭和のかおり】

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コメント

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1件のコメント

  1. なおJR西日本は、「SL北びわこ号」の営業運転が終了しても、SLを検査したのちに行う本選試運転では、これまで通り北陸本線を走行する予定としています。
    の本選試運転⇒本線試運転では?